2011年9月3日
『ドラゴンフライエフェクト』 ジェニファー・アーカー、アンディ・スミス・著 Vol.2600
Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4798123625?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268
Warning: file_get_contents(http://isbnanchor.appspot.com/JP/text/asin/businessbookm-22/4798123625?format=%3Cspan+class%3D%22isbn_anchor%22%3E%3Ca+href%3D%22http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fo%2FASIN%2F%25%28asin%29s%2Fbusinessbookm-22%2F%22%3E%3Cimg+src%3D%22%25%28image_m%29s%22+%2F%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fspan%3E) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.0 404 Not Found in /home/elies/www/review/wp-content/plugins/isbn_anchor/isbn_anchor.php on line 268
【祝・2600号!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798123625
[エラー: asin:4798123625 というアイテムは見つかりませんでした]
賢明なBBM読者のみなさんはお気づきのように、「人間はとかく極端に振れやすいもの」だと思います。
戦争の後は平和を謳い、高度経済成長の後は仕事ばかりする風潮を叩き、バブルが崩壊すれば「投資なんてするもんじゃない」と叫ぶ。
リーマン・ショックや震災の直後には、まるで資本主義やビジネス、企業そのものが悪いような言い方をする輩まで出てきました。
マーケティングに関しても、「マーケティングが世の中を悪くした」なんて言う知識人がいて、本当にビックリしてしまいます。
土井が大学時代、初めて学んだマーケティングは、「ソーシャルマーケティング」でした。
だから、マーケティングはそもそも社会の福祉のためにあるものだと思って疑わないのです。
「マーケティングは社会を幸せにするためにある」。
そう考えた時、喜ぶべきは最近のソーシャルメディアの台頭でしょう。
本日ご紹介する一冊は、このソーシャルメディアをどう使ってソーシャルマーケティングを成功させるか、スタンフォード大学の人気教授と客員講師が説いた一冊。
IT教育、ベンチャー教育で全米のトップを行くスタンフォード大学の人気講義、「ソーシャルテクノロジーの力」を、全公開した、注目の一冊です。
ドラゴンフライ(とんぼ)が空を飛ぶためには、4つの羽の動きがぴったりと揃わなければならない。
本書では、この4つを、ソーシャルマーケティング成功の4つの要素「焦点(Focus)」「注目(Grab Attention)」「魅了(Engage)」「行動(Take Action)」になぞらえて説明しています。
途中、興味深いデータを交えながら、フェイスブック、ツイッターなどのTipsにも触れているので、実際にソーシャルメディアで事を起こそうと思っている人には、重宝する一冊だと思います。
ぜひ読んでみてください。
————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————
幸せをもたらすと思われているもの(たとえば、陽光の降りそそぐカリフォルニアに移り住むとか、ディズニーランドに遊びに行くとか)は幸せをもたらさない。実際には、誰よりも幸せを感じているのは、幸せになろうとするのをやめて、意義のあることをしようとしている人たちだ
◆1千万ドルの寄付金を集めたGapの「ギブ&ゲット」キャンペーン
ウェブサイトを使った独創的なマーケティング活動で、顧客に三割引きで商品を提供し、代金の五%を慈善活動に寄付してもらうという取り組みだ(中略)寄付金の行き先も、クーポンに印刷されたバーコードで追跡できる。この取り組みがユニークなのは、寄付先を自分で決められる点だ
◆人間が自己肯定感を持つための3つの要素
1.能力 2.自律 3.人間関係
◆行動を促し、変化を起こすための電子メールの書き方
・私的に語りかける ・啓発する ・率直に言う
みんなが行動を起こしやすいよう、どんな手段で訴えるときも、必ずはっきりとした「行動への呼びかけ」を行なった
助けようとしている人物にブログを書いてもらおう。ブログが成功するかどうかは、そこで表現される本人の人柄や、共有される情報によって決まる
焦点の定まった目標には、いくつかの特徴がある。わたしたちはそれを五つのデザイン原則にまとめた。人間的(Humanistic)、実行可能(Actionable)、検証可能(Testable)、明確(Clarity)、幸福(Happiness)の五つだ
フェイスブックでのバイラル力(情報の伝播力)は、タグで強められる。シェアされたコンテンツに友達やファンページをタグ付けすると、ユーザーのニュースフィードに表示される。そうするとほかのフェイスブックのメンバーも、それを見てシェアできるようになる
消費者は誰を信じているのか? ほかの消費者だ
◆すぐに注目してもらうには
・相手にとって重要な話をする
・事実から始める
・質問から始める
・戦略的かつ慎重にユーモアを交える
研究によれば、時間を求めると、商品でも運動でも、好かれやすくなるという。この「時間要求効果」では、メッセージの焦点を時間に絞る(お金ではなく)ことで、協力したいという気持ちを相手に起こさせられることが示されている
————————————————
『ドラゴンフライエフェクト』ジェニファー・アーカー、アンディ・スミス・著 翔泳社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798123625
————————————————-
◆目次◆
序章 ドラゴンフライの胴体 飛び続けるためのシステム
第1の羽 焦点を絞る 有効な目標の立て方
第2の羽 注意を引く おびただしい数の人や意見や雑音に埋もれず、目立つためにはどうするべきか
第3の羽 魅了する 人々をどのように自分の目標に結びつけるか
第4の羽 行動を起こさせる いかに人々に力を与え、運動を発展させるか
終章 前進し、上昇しよう 飛べた!次にすることは?
[エラー: asin:4798123625 というアイテムは見つかりませんでした]