2011年11月15日
『チーズは探すな!』ディーパック・マルホトラ・著 Vol.2673
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【2400万部『チーズ』への反論】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479931081X
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本日の一冊は、2400万部ベストセラー(まさか読んでいないなんてことはないでしょうね)、『チーズはどこへ消えた?』に、ハーバード・ビジネススクール教授が真っ向から異議を唱えた一冊。
※参考:『チーズはどこへ消えた?』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/459403019X/
曰く「成功や幸福を手にするには、変化に順応するだけでは足りない」。
著者は、世界中のエグゼクティブが学ぶ、ハーバード・ビジネススクールで教鞭をとり、交渉戦略や戦略的意思決定を教える人物。
本書には、われわれが人生やキャリアにおいて、「ルール」や「しくみ」とどう付き合い、選択をしていけばいいか、その指針が示されています。
迷路のなかでチーズを探し求め、貪り食う前に、そもそもこの迷路は誰が作ったのか、誰がチーズを動かしたのかを考えよ、という知性あふれるアドバイスが展開されています。
前提を疑い、真理を探求するネズミのマックス、チーズに執着しないゼッド、成長に必要な分だけを食べ、身体を鍛え続けるビッグ…。
彼らネズミが思考し、悟った内容が、人生やキャリアの教訓として示される、そんな内容に仕上がっています。
<若いネズミは、悲しげに言った。「いや、迷路の中では幸せは見つからないよ。迷路の中では、追い求めることができるだけだ。永遠に終わりはないんだ。どんなにたくさんチーズを蓄えても、走り続けなくてはならない。ここでは幸せは見つからない。チーズが見つかるだけなんだ」>
<ついに僕は、ほかの若いネズミたちと同じ結論にたどりついた。迷路の中にいるネズミには、そもそも、「なぜ」と考えること自体が理解できない>
人の上に立つ者の務めは、人々が幸せになるためのしくみやルールをつくること。
本書はそういう意味で、エグゼクティブにこそ、読んで欲しい一冊です。
既存のしくみに異議を唱えたい革命家や起業家は、ぜひ読んでみることをおすすめします。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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まず「自分は、ほかの誰かの迷路にいるネズミにすぎない」という根深い思い込みを捨てねばならない
質問をすればするほど、ほかのネズミたちはほとんど何も理解していないということがわかった。迷路に関する知識は豊富だが、迷路そのものがなぜ存在するのかについてはまるで知らないのだ
「よし、誰がチーズを動かしているのかを突きとめよう。どうしてそんなことをするのか、探り出すぞ。それから、迷路がどうしてこんな形なのかも調べなくては。この迷路のよくないところも変えてやるんだ」(マックス)
迷路の中では幸せは見つからない。迷路の中では、追い求めることができるだけだ。永遠に終わりはない
「きみは『焦点を絞ることができる』と言ったけど、何に焦点を絞るんだい? あの素晴らしい本は、何を目標にするといいと言っているの? 効率的になるのは何のためなんだい?」
迷路の中にいる限り得られる知識や理解力には限りがある
迷路の中にいるネズミには、そもそも、「なぜ」と考えること自体が理解できない
ふつうのネズミは見つけたチーズを全部食べてしまうけれども、ビッグは成長に必要な分だけを食べた
もし自分の意志で、「もうチーズを追いかけるのはやめよう」と決めたら、そのネズミは自由になれる
人間は自分たちの利益や目的のために迷路を設計していたんだ。迷路の中で、彼らの思いどおりに物事が運ぶ理由がよくわかった。だけど、迷路の中に住んでいるのは彼らじゃない。僕らなんだ
迷路のせいでネズミたちが、「自分は小さくて取るに足らない存在だ」とか、「チーズを追い求めるのは与えられた運命だ」なんて考えるようになるのは許せない。迷路のせいで若いネズミが、「自分は何かを知ることも達成することもできない」なんて思い込むのも許せない
問題は、迷路の中にネズミがいることじゃなくて、ネズミの中に迷路があることだ
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『チーズは探すな!』ディーパック・マルホトラ・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479931081X
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◆目次◆
「素晴らしい本」
マックス
ゼッド
なぜ?
たとえ「ありえない」と思えても
上へ
ビッグ
外へ
誰がチーズを動かした?
チーズを動かしたのは僕だ
壁
迷路はネズミの中にある
ほかの誰とも違うネズミ
ビッグはどうしたか
ディスカッションのための質問集
エグゼクティブやマネジャーの方々へ
著者への質問
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