2010年12月1日
『ストレスフリーの整理術 実践編』デビッド・アレン・著 Vol.2324
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【知的生産時代の効率的な整理法】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576101714
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みなさんはGTDとは何か、ご存知でしょうか?
これは、Getting Things Doneの頭文字を取ったもので、ストレスなしの効率的な仕事術を論じたもの。
日本で翻訳されているものとしては、これがシリーズ3冊目です。
いずれの本でも主張されているのは、記憶している「やるべきこと」をシステムに預け、脳や心をすっきりさせて創造的な仕事に取り組むという、知的生産の基本とも言うべき考え方です。
日々の会話やスケジュール、マスメディアやネットで収集した情報、現在取りかかっている仕事の書類や、連絡待ちの仕事…。
膨大な情報をどう扱い、知的生産活動を効率化するか。
本書では、その具体的ノウハウと心構えが示されています。
「カレンダーに書いておくと便利なこと」や、行動を管理する時に便利な「3つのサブカテゴリー」など、具体的な指針があって、じつに実践的な一冊。
「百式」管理人の田口元さんが監訳を担当し、じつに読みやすい、刺激あふれる知的生産ノウハウに仕上がっています。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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成し遂げるべきプロセスの「全体」を意識しつつ、すべての「部分」に細かい注意を向けていく必要がある。部分的に効率化するだけのプロセスでは効果はどこまでも限定的なのである
そもそも時間を管理することなど不可能なのだ。時間は私たちに関係なく流れていく。管理できるのは私たち自身―意識を向ける対象と、実際にそれに対して起こす行動である
外部の何らかのシステムに取り込まれていないものは、いつまでも心の中にとどまってあなたの心に負荷を与えつづける
カレンダーに書き込む情報はすでに考慮され、判断がなされているが、その他の「やりたいこと」はそうではない
あらゆるシステムには、機能性を損なわずに拡張性と自由度を保てる、ぎりぎりのバランスが存在する
「仕事」と「プライベート」がきっちり区別されるべきだという前提がそもそも間違いなのだ
自己管理で理想的なのは、状況のコントロールが完璧にされており、なおかつ、将来への見通しも定まっている状態
何かのタスクをしているときに進捗状況をメモしておく習慣を身につけると、どこまでやったかが明確になってたいへん便利
「行動を起こすべきかどうか」の判断を実践しただけで、生活や仕事のやり方が大きく変わったという個人や組織を私はよく知っている
具体的な目標がわかっていない状態では、自分や他の人のモチベーションを高めるのはまず無理だ
ゴミはあなたが思っている以上に身の回りに存在している可能性がある。これは、自分にとって身の回りのものがどのような意味を持っているかという判断を怠ってきた結果である
カレンダーに書いておくと便利なことは「予定(特定の日時に行うこと)」「その日にやらなければならないこと」「その日に知っておくべき情報」の3つ
◆「行動」で管理すべき3つのサブカテゴリー
1.カレンダー 2.できる状況のときに速やかに実行 3.連絡待ち
10分しか時間がないときに生産的に何かをやりたいなら、その時間内で落ち着いてできるタスクを選んだほうがいい
「処理」の時間をスケジュールに組み込む
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『ストレスフリーの整理術 実践編』デビッド・アレン・著 二見書房
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576101714
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◆目次◆
第1章 イントロダクション GTDの新しいレベルへ
第2章 GTD現象
第3章 すべてを機能させる
第4章 自己管理の基礎
第5章 状況のコントロール 収集
第6章 状況のコントロール 見極め
第7章 状況のコントロール 整理
第8章 状況のコントロール 見直し
第9章 状況のコントロール 取り組み/行動
第10章 状況のコントロール 人生と仕事に活用していく方法
第11章 将来への見通し
第12章 将来への見通し 次にとるべき行動
第13章 将来への見通し プロジェクト
第14章 将来への見通し 注意を向けるべき分野や責任を負っている分野
第15章 将来への見通し 目標とゴール
第16章 将来への見通し 構想
第17章 将来への見通し 目的/価値観
第18章 将来への見通し グレイシーズガーデン再訪
第19章 GTDを総合的に活用する 実践編
第20章 最後に
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