2011年7月4日
『インバスケット思考』 鳥原隆志・著 Vol.2539
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【ビジネス案件の処理能力を高める訓練とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872905245
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本日の一冊は、最近、一流企業の管理職登用試験にも採用されているというインバスケット・ゲームを解説した注目の一冊。
本書によると、<「インバスケット」は、1950年代にアメリカ空軍で生まれたトレーニングツールで、制限時間内に架空の役職・人物になりきり、多くの未処理案件の処理をおこなうビジネスゲーム>。
これをマスターすることで、ビジネス案件の処理能力を飛躍的に高めてくれる効果がある、という触れ込みのトレーニング方法です。
確かに管理職になると、さまざまなトラブルやクレームが同時に襲いかかってくるもの。
それを効率的かつ効果的にこなせなければ、成果どころか、クレームを止めることすらできません。
では、どうやれば短期間で多数の案件を処理できるようになるのか。
その疑問を解決してくれるのが、この「インパスケット」なのです。
また本書の言葉を借りて説明すると、<ケーススタディが一つの事例自体に焦点をあてているのに対して、インバスケットは、案件を処理する人の一連の姿勢や行動スタイルに焦点を当てています>とのこと。
つまり、人間は仕事を処理する際、ついつい自分のやりやすいようにやってしまいがちですが、インバスケットを使うことにより、自分の行動を客観的に評価し、より効率的な事務処理ができるようになるのです。
インバスケット・ゲームの解説だけなら味気のない話になってしまうところを、本書では部分的にストーリー形式をとることによって、臨場感を演出しています。
実際にこんなに次々と案件が襲いかかってきたら気が滅入りそうですが、主人公になりきって「インバスケット」を行うことで、仕事の進め方にヒントが見えてくる。そんな一冊です。
管理職になるための要件も書かれているので、将来の幹部候補生には、良い刺激になるのではないでしょうか。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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インバスケット・トレーニングをおこなうことで、精度の高い案件処理パターンが身につきます
人は極限の状態でないと、持っている力を発揮できないもの
◆多くの案件や業務を、短時間で精度高く処理する方法
・優先順位をつける
・正しい判断方法や案件処理方法を身につける
・能力の発揮度を高める
本来するべき仕事をしないままでいると、それはアメーバのように分裂し、案件を増殖させます
ケーススタディが一つの事例自体に焦点をあてているのに対して、インバスケットは、案件を処理する人の一連の姿勢や行動スタイルに焦点を当てています
インバスケットでは、数多くの案件を短時間で処理しなければならないので、どのように案件を処理していくかという行動を観察するだけでも、その人の仕事のスタイルが評価できます
用意された資料にも、どんなものがあるのかという観点で見るのではなく、自部署を運営する上で、必要な情報が本当に揃っているのかという観点で確認するべきです。その上で、必要であるが不足している情報があれば、その情報を要求するのがリーダーとしてとるべき行動です
前任者のやったことだから……などという感覚を持ってはいけません。外部から見れば、あなたであろうが前任者であろうが、その部署のリーダーの判断であることは変わりません。あなたはそれを引き継ぐ責任があるのです
情報は生ものです(中略)確実な情報収集をしてから……と、情報をためておくと、使い物にならなくなったり、何かに対処するときにすでに被害が大きくなっていたりする
あるべき姿の持ち方によって問題点のとらえ方は大きく変わります
ムリやムラは組織運営にとって非効率であり、リーダーは是正をしなければならない課題です
委任するときには、必ずリーダーとしてとるべき行動があります。まず、計画の把握です
部下の誤った行動やルール違反などの行為を、見て見ぬふりをし、指導をおこなわないのは、暗にその行動を了承したことになります
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『インバスケット思考』 鳥原隆志・著 WAVE出版
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◆目次◆
第1案件 「急に行けなくなりました」
第2案件 「お客様が喜ぶことをしただけなのに……」
第3案件 「え? あなたが店長……?」
第4案件 「ライバル店出現?」
第5案件 「不公平です!!」
第6案件 「重要? 緊急? 掃除道具の発注」
第7案件 「あの、実は……なんでもないです」
第8案件 「どうなっているの? あなたのお店!!」
第9案件 「本社指定商品が売れない」
第10案件 「私、お休みいりません」
第11案件 「見ちゃいました。お店の商品を持って帰るの」
第12案件 「私の場所よ!」
第13案件 「私に任せてください」
第14案件 「すぐに報告せよ!!」
第15案件 「夜間工事します」
第16案件 「娘を辞めさせます。だって経営不振でしょ」
第17案件 「予算がないから仕方ない」
第18案件 「店長、トナカイはどうでしょう?」
第19案件 「早く引き取ってください」
第20案件 「ケーキが……ケーキが……」
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