2007年6月22日
『もう、国には頼らない。』
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822245888
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コムスンの不祥事により、民間企業の公的分野への参入に疑問の声が吹き荒れていますが、本書はそんな意味で、まさにタイムリーな一冊。
居酒屋チェーン「和民」で財を成し、現在は学校や病院、老人ホーム、果ては農業・環境ビジネスまで手掛ける著者が、その経営哲学と、各分野におけるこれまでの取り組みを述べています。
「官」に対して相当な憤りがあるのか、「官僚になる人間たちがベスト・アンド・ブライテストだった時代ならばともかく」などと行き過ぎた感のある言葉も目立ちますが、各分野の問題点の分析や経営的な洞察はさすがです。
事業の成功をきちんと定義することや、利益構造を厳しく見抜くこと、さらにはそこで働く人々の幸せを考慮することなど、分野を超えて通じる経営の大原則が実際の行動から学べる、まさに生きたテキストです。
公的分野への参入を目指す経営者にも参考になる部分が多く、本書を読めば、外食ビジネス出身の著者が、なぜ教育や病院、老人ホームで成功できたのか、その理由がよくわかると思います。
なぜ著者がこうした分野に興味があるのか、もっと深くその動機を知りたいところではありますが、今後ますます進むと思われる、民間企業の公的分野進出について、そのポイントがわかる一冊です。
政治家や経営者はもちろん、公務員や教師、医療現場に携わる人にも、ぜひ読んで欲しい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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サービスの本質に官民の違いなどありません。お客さまがどうすれ
ば幸せになるのか。それだけを考えて仕事に邁進すればいい
教育委員会は、生徒たちの幸せよりも、教師の既得権益や立場の擁
護に終始する組織に成り下がった
完全な情報公開をすれば、国民=消費者はものすごい早さでその分
野について学びます。そして恐るべき嗅覚で、まず間違いなく自分
にとってもっとも良いと思われる学校、病院、老人ホーム、農業に
消費行動を通じて一票を投じるでしょう
株主様に議決権を正しく行使してもらうには、経営者のスネに傷が
あってはいけない
「官」の仕事は、たった2つでいいのです。自由競争のためのルー
ルを決めて、違反した者を厳しく罰すること。そして、セーフティ
ーガードをきっちり組むことです
社員の幸せというのは、一方的に受け身の幸せではありません。仕
事を通じて人間的に成長することであり、自分の夢を実現する力を
身につける、そんな主体的な幸せのことです
そもそも今の教育の荒廃の原因のひとつは、ダメな教師、ダメな学
校を排除しなかったことにある、と私は考えています
「そうか。メジャーリーガーになりたいのなら、こういうことをし
ていくといい」と、具体的に答えてくれる大人は、まずいません。
しかし、私たちはそう答えられる学校になろうと考えたのです。子
どもたちのさまざまな「夢」に応えてあげられる学校になろうと志
したのです
私は荒療治を行うことにしました。郁文館の先生たちに「和民」で
店員の仕事を経験してもらったのです
能力の高い医師にその腕に見合ったお金を払ってもらい、その代わ
り患者さんを早く治して元気にしてもらうほうが、病院は儲かりま
す。患者さんも、安いけれど一向に病気を治してくれない医師にだ
らだらと治療費を払い続けるより、ある程度高い治療費を支払って
でも、短期に完治させてくれる医師に診てもらうほうが、満足度は
高いはずです
私は経営というのは、「できないことを、できるようにすること」
だと信じています。それは、外食でも、学校教育でも、医療でも、
福祉・介護でも、農業でも、そして環境対策でも、何ら変わらぬこ
となのです
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『もう、国には頼らない。』
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┃▼目次▼
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┃ はじめに
┃ 第1章 経営力が社会を変える!
┃ 第2章 経営力が、学校を、病院を、福祉・介護を、農業を、
┃ 地球環境を変える!
┃
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