『はじめてみよう言語学』


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本日は、珍しくビジネス書を離れて、言葉に関する書籍を紹介します。

BBMの読者には、著者、出版関係者、経営者、マーケター、コンサルタントなど、さまざまな職業の方がいらっしゃると思いますが、いずれにしろ、言葉がビジネスの成否を決める、という点では共通
しているはずです。

本日紹介する書籍は、みなさんがビジネスにおいて強力なメッセージを作るためのヒントとなる一冊です。

著者は、名古屋大学助教授の佐久間淳一さん。言語学者の「先生」と高校3年生の女性「はづき」、フィンランド人の「ペトリ」の会話を通じて、言語学の要諦をわかりやすく述べてくれています。

「は」と「が」の区別とは何なのか、なぜ「ら抜き」言葉が生まれてくるのか、なぜ「たこ焼き」は「焼きたこ」にならないのか…。

言葉に関する素朴な疑問から、言語のルールや新語開発のヒントが理解できる、じつに有意義な一冊です。

装丁はやや堅苦しいですが、言語学関係の書籍の中では、群を抜いてわかりやすく、やわらかい一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「可能」と「受身」は、「自発」を仲立ちにして、意味的につながっている

もともと「全然」というのは、「すっかり」とか「まるで」という
意味で使われていたらしい。つまり、強調を表す表現だったわけで、
別に、否定的な表現と特別な結びつきがあったわけじゃない

僕たちが使っている漢字は、これでも昔に比べれば簡略化されてい
るんだよ。もっと簡単にできるかもしれないけど、度が過ぎると、
かえって紛らわしいし、せっかくひらがながあるんだから、ぱっと
見てひらがなとの違いがわかるくらいに複雑な形じゃないと困るん
じゃないかな。ひらがなは、単語と単語の間を区切る働きもしてい
るんだからね

実は、文字は宗教と結びついていて、キリル文字の場合、ギリシャ
正教と深い関係があるんだ。だから、同じキリスト教でもカトリッ
クやプロテスタントはキリル文字を使わない

言葉は確かにコミュニケーションの道具ですが、会話の参加者を仲
間内の人間に限定するため、あえて他人には通じない言葉を使うこ
とがあります。つまり、言葉がコミュニケーションを妨げる手段と
なることもあるのです

「する」は本来、動作を表す漢語名詞につく。そうすると、「勉強
する」「運動する」「読書する」といった形ができるわけだけど、
最近は動作を表さない名詞にも「する」がつくようになってきた
「お茶する」なんかがそうですね
「マックする」とか「モスする」とか「ミスドする」って言ったり
もしますよ

丁寧な表現を使うと、相手に敬意を表すことができるわけだけど、
それは同時に相手と距離を置いていることにもなる。だから、相手
が親近感を抱いてくれているのに、その相手に対して丁寧な表現を
使ってしまうと、「こちらはまだ親しい関係だとは思っていません」
というメッセージを送ってしまうことになるんだ

つまり、焼いた食材を表す場合は「焼きなんとか」という言い方に
なって、「なんとか焼き」の場合はそうじゃないってことですね
そうだね。だから、「焼きねぎ」と「ねぎ焼き」は意味が違うんだ

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『はじめてみよう言語学』
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■目次■

1.日本語は世界でいちばん難しい?
2.言葉の変化は止めれない
3.漢字なんていらない?
4.布団をひきますか?
5.マジで?
6.はっきり言えよ、みたいな
7.自分、神戸やろ?
8.人間の証明
9.今何時?
10.英語が一番?
11.日本語ひとりぼっち
12.名は体を表す
13.焼きねぎかねぎ焼きか
14.ひどくきれいね
15.言葉のひみつ

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