2009年11月29日
『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』池田千恵・著 vol.1959
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【今いる場所に満足できないあなたへ】
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学校であれ、職場であれ、人間関係であれ、人生において、たまたま自分に合わない環境に入ってしまったら、あなたならどうしますか?
普通の人はここで、「辞める」もしくは「我慢する」という選択をするのですが、成功をつかむ人はここで「第三の道」を探ります。
それは、生活や行動を変え、自分自身に付加価値をつける、ということ。
あなたがマインドを変えれば、環境は快適になるかもしれませんし、努力して発言力をつければ、環境自体を変える力を持つこともできます。
本日ご紹介する一冊は、「朝4時起き」で努力を重ねることで、人生を切り拓き、普通の女子大から慶應義塾大学の総合政策学部に合格、仕事ではワタミを経て、有名外資系コンサルティング会社に入社、果てはベストセラー作家にまでなってしまった池田千恵さんによる注目の一冊です。
本書は、7月に出て既にベストセラーになった本であり、なぜ土井がいまさらこの本を紹介するの? と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それは土井がこの本を誤解していたからです。
というのは、本書はそもそも女性に向けて書かれた本であり、かつ「朝4時起き」がコンセプトの本だから。
あまりに女性女性している本だと、バリバリ仕事をしたいBBM読者には不向きですし、早起きの本はこれまでにもたくさん出ている。
そんな理由で、紹介するのをためらっていたのです。
しかし、たまたま昨日、著者の池田千恵さんの講演を聴く機会があり、そこで認識が一変。
ああ、この本は「今いる環境に不満がある人が、人生を変革するための本なのだな」と思いいたったのです。
実際に読んでみると、早起きの話以外にも、仕事の心構えや、勉強の方法、時間管理のコツなどが事細かに書かれています。
早起きの本だと思って読んでいた時には、気づかなかった行間が読めてきて、じつに楽しく読ませていただきました。
著者の半生や、好き嫌いがストレートに表現されている部分は、正直評価が分かれると思います。
ただ、現在の自分の状況を変えたい人には、それ用の時間を捻出するためのポイントが示されており、参考になります。
もともと夜型の著者が書いているということで、土井のような夜型人間にも、実行できそうなアイデアが満載。
ぜひみなさんも、読んでみてください。
なお、12月18日(金)には、著者の池田千恵さんを呼んで、出版戦略セミナーを実施する予定です。
出版に興味のある方は、こちらもぜひご参加ください!
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「勝ち組」といわれる人や成功した人をうらやむよりも、「私もそうなりたい!」と欲張り、それを目の前にぶら下がるニンジンにして努力したほうが、よほど健全
凡才が天才や秀才に勝つためには、徹底的に頑張る時期が必要
夜の帰りが遅くて文句を言う家族はいても、早起きで文句を言う家族はいません
一人暮らしの人は、あえて隣近所に鳴り響くくらい大きな音の目覚まし時計をかけることをお勧めします。隣近所に朝っぱらから迷惑をかけるわけにはいかない……、そのプレッシャーを前向きに活かすことができるからです
仕事を朝にあえて残すことによって、間違いなく早起きができます
達成度を目に見える形でグラフ化することも効果があります。その際のポイントは、決して人と比べずに、過去の自分と比べること
飲み会は、さっさと始めて、さっさと終わるように心がけます。そのために自分が主催者になるのがよい手です
早起きには何度も挑戦したけれど、どうしても起きられない! そんな人は、朝の仲間を作ってしまいましょう
起業家精神を創業社長の近くで学べる、そんな機会はめったにない
与えられた環境がどんなものであっても、まずそこで徹底的に仕事をして認められなければ、発言権は生まれない。そんな、社会人としての基本すら知らなかった
「気づき」があるかないかの差は、ただ漫然と仕事をしているか、問題意識を持って仕事をしているかの差です
前夜までに明日の朝○○をする、とやることを決めておかないと、朝起きた時に眠気のほうが勝ってしまって、「まあいいか」になってしまう
ルールをきちんと作っておかないと、何かあったときに判断に迷って余計な時間をとられてしまう
コストセンターだと思われている部署だけれども、自分はプロフィットセンターの誇りを持って仕事をしよう
「Fake it till you make it」を合言葉に、いつも大風呂敷を広げます。そして、大風呂敷を広げた自分になるべく、未来の自分を必死で追いかけます
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『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』マガジンハウス 池田千恵・著
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◆目次◆
プロローグ 朝4時起きで人生が変わる
Chapter1 少しでも楽に朝4時起きをするには?
Chapter2 そもそも私が早起きを始めた理由
Chapter3 朝4時起きで得した時間を仕事に活かす
Chapter4 朝4時起きで最適なワーク・ライフ・バランスを!
Chapter5 ワークとライフを上手に融合させる方法
エピローグ 人生は、ぼんやりと過ごしていられるほど長くはない
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