2006年7月1日

『成長の法則』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887594771

本日の一冊は、20代で弁護士となり、その後20年の歳月を成功
法則の研究に捧げたという著者が、「成功の黄金律」を紹介し、そ
の意味するところを丁寧に解説したものです。

アメリカの自己啓発書にありがちなテイストで、古今東西の偉人た
ちの名言なども交えながら教訓が語られていますが、なかなかいい
言葉を集めていると思います。

どんな言葉を選ぶかは選者のセンスだったりしますが、その点本書
の著者は、自身が成功哲学オタクだけに、いいセンスをしています。

成果を出すための考え方や、人間関係のコツ、人から認められるた
めの考え方など、じつに有用な教訓が紹介されています。

140ページにも満たない薄い本(ハードカバー)ですので、自ら
を省みる週末の読書にはもってこいの一冊だと思います。

ぜひ読んでみてください。

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■ 本日の赤ペンチェック
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何かをしようとすれば、失敗を避けることはできない。逆に言えば、
失敗せずにできるようなことはたいしたことではない

ネガティブな友人がいたら、まずはその人がもっとポジティブにな
れるよう助けてやるべきだ。しかし、もしその友人がポジティブに
なることを拒み続けるのなら、あなたのエネルギーを無駄遣いすべ
きではない

人脈づくりのカギは、相手への奉仕に専念することである。要する
に、相手から受け取ることより、相手に与えることに意識を向けれ
ばいいのだ

「私は一夜にして成功をおさめたと思われているが、その一夜とい
うのは三十年だ」(マクドナルド創業者 レイ・クロック)

大好きなことを仕事にできなくても、落胆することはない。どんな
仕事においても自分の才能は発揮できるし、楽しめるものなのだ

自分がほめられることばかり求めるのをやめて、まず人をほめるこ
とを始めてみよう

まったくリスクをとらないというのは、じつは最も大きなリスク

「勇気がなければ、ほかのすべての資質は意味をなさない」
(ウィンストン・チャーチル)

人生の目的のひとつは、自分に与えられた独自の才能を発見し、そ
れを他の人たちのために役立てることだ

幸せは未来にあるものではない。それは、今ここにあるものなのだ

他の人に評価してもらったからといって幸せになれるわけではない。
自分で自分を認めることができてはじめて幸せになることができるのだ

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『成長の法則』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887594771
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■目次■

※多すぎるので省略します(名言がそのまま目次になっています)

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