【４代目バチェラーが教える、ずるい伝え方】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478117020

本日ご紹介する一冊は、Amazon Prime Videoの大人気リアリティショー「バチェロレッテ・ジャパン」、「バチェラー・ジャパン　シーズン４」に参加し、注目を集めた著者が、そのコミュニケーションの技術を公開した、注目の一冊。

ベストセラー『１分で話せ』の著者、伊藤羊一さんが「完全に共感。もう、この１冊さえあればいい。」と推薦の辞を寄せています。

『１分で話せ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797395230

「バチェロレッテ」では、一人の独身女性を17名で争い、最終候補に。「バチェラー４」では、逆に17名の女性から１人を選ぶという設定でしたが、そのいずれにおいても、著者のコミュニケーション力が高く評価され、個人で運営するSNSの合計月間インプレッシ
ョン数は、最大１億にも達したそうです。

本書には、バチェラーとして、また経営者として日々コミュニケーションを重ねる著者の会話の技術がまとめられています。

一部取り扱い注意のノウハウが書かれていたり、ちょっとずるいテクニックも書かれていたりしますが、適切な場面で使えば、きっと効果を発揮すると思います。

あえて八方美人になる、相手に１勝を譲る、秘密を共有する、打算なき自己開示をする…。

なるほど、なぜ著者がモテるのか、その理由がよくわかる気がします。

他者と競争する場面、親密になる機会を狙う時に、特に威力を発揮するコミュニケーション術だと思いました。

ビジネスシーンではもちろんですが、恋愛でも友人関係でも使える、超具体的なテクニック満載の一冊です。

さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。

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「超完璧な伝え方」の３つの要素
（１）コミュニケーションに悩む臆病さ
（２）相手のことを考える想像力
（３）コミュニケーションで達成したい目的

受け取り方が人によって違うのであれば、それぞれの人に投げる言葉や伝え方を変えるべき

自分の言葉をぶつけるのは思考停止

あらゆる相手に合わせて伝え方を変えられる「八方美人」を目指す

コミュニケーションが苦手な人の４つの特徴
（１）人の話を聞いていない
（２）「言葉以外のコミュニケーション」を意識していない
（３）「伝えた」と「伝わった」を勘違いしている
（４）ワンパターンのコミュニケーションしかできない

「準備したことをそのまま喋る」のはNG

あなたのコミュニケーションは誰かと比較されている

「私は早く結婚したいと思っている。子供も欲しい。でも、あなたはあなたで、仕事にもまだチャレンジしたいだろうし、簡単に踏ん切りのつくものじゃないと思う。結婚する覚悟って、当然大きいと思うから。だから、あと半年はお互い自由のまま、ハッピーに過ごしたい。でも、半年後には私の希望も聞いて、一旦答えを出してくれると嬉しい」このように話をされると「自分のことも理解してくれているな」と感じませんか。相手が先に１勝を譲ってくれているからです

一番効果が大きいのは「秘密を共有する」ことです。秘密を共有して、特別だと感じさせるためには、２つのコツがあります。１つ目は声のトーン。他の人に対しては明るく元気に喋っていたのに、急に小さい声でヒソヒソ話しかけられると特別感が出ます。２つ目は視線。相手の目をじーっと見ると、やはり特別な合図になります

自己開示の内容が相手にとって意外であればあるほど、関係性はより深まります

「どちらにせよイエス」の選択肢を提示し、相手の逃げ道も用意する

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体系化されたコミュニケーション技術ではありませんが、個々のテクニックは、使えると思います。（特に恋愛と友人関係）

陰口を言ってくる相手とうまく付き合うテクニック、質問していないのに質問した気にさせるテクニックなどは、人前で仕事する方はマスターしておいて損はないと思います。

ビジネス、プライベート両方で使えるコミュニケーションの実践書です。

ぜひ、読んでみてください。

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『超完璧な伝え方』黄皓・著　ダイヤモンド社

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◆目次◆

第１章　超完璧にうまくいく伝え方の大前提
第２章　超完璧に伝える基本　「下地づくり」と「３ステップ＋α」
第３章　あらゆる場面ですぐに使える超完璧な話し方「13の超技術」
第４章　誰とでも超完璧なコミュニケーションを実現する「７つの幅」
第５章　超完璧な「メール・LINE・SNS」のテクニック