http://tinyurl.com/ay8cd 本日の一冊は、「好みがうるさく、ちょっとリッチで、欲しいものがあればよろこんでお金を出す」という、新富裕層のマーケティングについて書かれた一冊です。 もしこれが、「貧富の差が拡大しているから金持ちを狙え」というコンセプトなら決しておすすめはしませんが、本書の最大のポイントは、従来のこうした考え方を統計的に否定した上、新たなマス・マーケットを提唱した点にあります。 ワン・トゥ・ワン・マーケティングを否定し、可処分所得の高い新しいマス・マーケットを狙うという発想…。 なぜスターバックスが受けたのか、なぜセブン-イレブンで高級アイスが売れるの... 【詳細を見る】

http://tinyurl.com/7g2ed 本日の一冊は、ベストセラーとなった『借金国家から資産を守る方法』の不動産編です。 ※参考:『借金国家から資産を守る方法』 http://tinyurl.com/8c8ae 既に類書でも書かれている内容が大半ですが、不動産投資に潜むリスクや、関係業者の利害関係、今後のトレンドなど、ひと通り知りたいことが手際よく網羅されています。 業者のセールストークに騙されることなく、賢明な投資をしたいと考える読者には、それなりに読み応えのある内容だと思います。 ただ、不動産投資は、個別商品の需要と供給によって上がるか下がるかが異なるため、あまりこの... 【詳細を見る】

http://tinyurl.com/dp9kh 本日の一冊は、長年クライアントのプライシングの問題に取り組んできたマッキンゼーが、その25年にわたるプライシングノウハウを体系的にまとめた一冊です。 プライシングの本は、これまでにも何冊か出てはいますが、なかなか決定的なものはありませんでした。 しかし、この本は、プライシングを包括的かつ科学的に論じており、事例も豊富です。事例を読めば、プライシングがいかに経営において重要か、いかに多くの経営者がこのプライシングを軽視して、失敗しているのかが、よくわかると思います。 シェア拡大や販売促進の手段として安易に用いられがちな「値下げ」ですが、本... 【詳細を見る】

http://tinyurl.com/dr9zh 本日の一冊は、岩井克人さんによって書かれ、話題となった『会社はこれからどうなるのか』の続編です。 ※参考:『会社はこれからどうなるのか』 http://tinyurl.com/74kps 会社とは何か、という根本的な問いかけにはじまり、話は、コーポレートガバナンスの問題、ポスト産業資本主義の競争の源泉、金融の役割、会社の社会的責任にまで及んでいます。 とりわけおもしろかったのは、ライブドア堀江社長の例を挙げながら、これからの競争の源泉はヒトであること、そしてヒトはお金では買えないことを強調している点です。 これからのビジネスにおける、... 【詳細を見る】

http://tinyurl.com/b7b5z 本日の一冊は、アメリカに住む17歳の高校生が、世界中の名立たるCEOたちに手紙を書き、実際に受け取った手紙の内容をまとめたものです。 高校生の質問は、「CEOになるために必要なものは何ですか?」という極めてシンプルなもの。 ただ、それに対する答えは、十人十色。96通の手紙に書かれた、リーダーになるための原理・原則は、これからリーダーを目指す若いビジネスパーソンにとって、見逃せない珠玉の名言集です。 本のコンセプトとしては、若干ありがちな感もありますが、うがった見方をせずに素直に読めば、なかなかためになるメッセージが並んでいます。 こうい... 【詳細を見る】

http://tinyurl.com/aj7ks 本日の一冊は、日経BP社の違いのわかる男、T氏が、弊社の移転後第1号の宅配便をねらって送ってくれた一冊です。 見事第1号に輝いた上、ちょうど土井が注目していたタイトルが送られてきました。相変わらず粋な方です。 最近、ライブドアの堀江さんの件があってから、日本でもM&Aが注目されてきましたが、この分野の先進国、アメリカでは、既にさまざまな買収合戦を経験し、ノウハウも蓄積されています。 本書は、かつて話題となった『Big Deal:Mergers and Acquisitionsin the Digital Age(2000)』の第3部を翻... 【詳細を見る】

http://tinyurl.com/afypy 本日の一冊は、デミング博士の研究家であるドミニコ・レポールと、ゴールドラット博士のパートナーであるオデッド・コーエンが、両博士の理論をまとめ、その共通点から、オペレーションマネジメントの要諦を導き出したものです。 内容的には、ベストセラー『ザ・ゴール』などで触れられている理論を土台に、継続的改善を可能にするための手順や、注意点、考え方などを紹介しています。 ※参考:『ザ・ゴール』 http://tinyurl.com/cwvy8 注目したいのは、分析や改善計画実行のためのツールを詳しく紹介している点で、これらのツールを使えば、なぜプロジ... 【詳細を見る】

http://tinyurl.com/7qfkg 本日の一冊は、大前研一さんによる、久々の新刊。しかもテーマは何と東欧です。 著者は、かつてマッキンゼー時代に、東欧が市場経済化する際の全体戦略の策定に関わっていたらしく、本書ではその知識と、2004年に著者が行ったハンガリー、チェコ、ポーランドの視察旅行の成果が盛り込まれています。 なぜ東欧か、という点に関しては、序章で若干説明がありますが、EU域内で生産した場合、域外で生産した場合にかかる14%の輸入関税を免れること、そして教育水準の高いホワイトカラーの賃金が中国などと比べても割安であるということが理由のようです。 旧東欧諸国を、バル... 【詳細を見る】

http://tinyurl.com/b4fmw 本日の一冊は、シンクタンク・ソフィアバンクの代表であり、現在は多摩大学大学院の教授も務めている田坂広志さんが、人生における「成功」の意味を問い直した、哲学的な一冊です。 オビにある、「人生において『成功』は約束されていない。しかし、『成長』は約束されている」という言葉がもっともよく本書の思想を表しています。 それはつまり、われわれが「勝利」でも「達成」でもなく、「成長」を目的に生きることで、より人生の成功に近づくことができる、という思想です。 現在は起業ブーム、資産運用ブームですが、これらは競争である以上、必ず勝者と敗者が存在します。 ... 【詳細を見る】

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