2016年3月7日

『10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか』 ジョン・スヴィオクラ、ミッチ・コーエン・著 vol.4248

【ビリオネアの教訓】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447806475X

『となりの億万長者』、『人生と財産』、『億万長者のビジネスプラン』……。これまでに、数多くのお金持ち本を読んできましたが、ひさびさに読み応えのある本に出合ったので、発売前にご紹介いたします。

※参考:『となりの億万長者』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152093927

※参考:『人生と財産』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489101010X

※参考:『億万長者のビジネスプラン』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478005346

本日ご紹介する一冊は、世界的コンサルティングファーム、プライスウォーターハウスクーパースのパートナーとヴァイス・チェアマンが書いた、『10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか』です。

フォーチュン500企業に助言を行う2人が、2012年フォーブス世界長者番付から資産10億ドル保有者(ビリオネア)のリストを入手し、そこから本人の実力とは無関係に成功した人(相続・結婚など)、透明性を欠いた分野で成功した人を除いて、600名を抽出。さらに、地域・業種に偏りが出ないよう、ランダムに抽出し、残った120人を対象に、ビリオネアの特徴を考察しています。

ビリオネアにまつわる7つの誤解に始まり、ビリオネア・マインドの5つの特徴、ビリオネアのアイデア創出法、時間との付き合い方、行動、リスクの取り方、仕事相手の選び方まで、じつに興味深いテーマが取り上げられています。

どんな教訓が学べるか、さっそく見て行きましょう。

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石油採掘会社を経営していたフィリップ・アンシュッツは、保有する油田が火災に見舞われた際、撮影する権利を映画会社に売ることで消火費用を賄った

アメリカの不動産ディベロッパー、アレックス・スパノス。若い頃、メキシコから来る季節労働者向けの宿泊施設を手配し、巨額の利益を手にした

◆ビリオネア・マインドの5つの特徴
1.共感力と想像力で未来を描く──アイデア
2.最速で動き、ゆっくりと待つ──時間
3.創造的にルーティンワークをこなす──行動
4.現在の金銭的損失よりも将来の機会損失を恐れる──リスク
5.自分とは正反対の人を仲間にする──仕事相手

誰もが大人になるにつれて「こうだったらいいな」「こうなったらすばらしいな」という純粋な好奇心を忘れ、制約条件ありきのアイデアに終始してしまう

ビリオネアに言わせれば、あらゆるマーケットは紫色(パープル)だ。古いやり方のなかに新しいアプローチが入り混じり、これまでの世界が組み替えられる。たとえばジェームズ・ダイソンは、掃除機という定番商品の新たな形を問い続けた

今回調査したビリオネアの8割は、競争の激しい「レッド・オーシャン」で成功している

ビリオネアの94%は2つ目以降の事業で成功している

ビリオネアにとって、デザインとはすなわち実行である。あらゆる細部をデザインする注意深さがなければ、並外れた成功をつかむことは難しいだろう

ビリオネアはこのように、製品や業務のデザインを一から見直すことで課題を乗り越えることが多い

ビリオネアの79%は営業職を経験し、ビジネスに活かしている

ひとつのキャリアにこだわらない

賭けをするときはつねに余力を残す

2人以上で創業すると、1人だけのときよりも成功しやすい

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「レッドブル」で大成功したディートリッヒ・マテシッツ、モーニングスター社を立ち上げたジョー・マンスエト、ヨガウェアの人気ブランド「ルルレモン」を創業したチップ・ウィルソン、グルーポン共同創業者のエリック・レフコフスキーなど、ビリオネアのエピソードもたっぷり収められており、読み物としてもおすすめです。

ぜひ、読んでみてください。

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『10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか』
ジョン・スヴィオクラ、ミッチ・コーエン・著 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447806475X

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◆目次◆

第1章 ビリオネアの嘘と真実
第2章 ビリオネアの「アイデア」 共感力と想像力で未来を描く
第3章 ビリオネアの「時間」 最速で動き、ゆっくり待つ
第4章 ビリオネアの「行動」 創造的にルーティンワークをこなす
第5章 ビリオネアの「リスク」 現在の金銭的損失よりも将来の機会損失を恐れる
第6章 ビリオネアの「仕事相手」 自分とは正反対の人を仲間にする
第7章 ビリオネアマインドを組織に活かす

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