2010年9月9日

『優柔不断は“得”である』竹内一郎・著 vol.2241

【『人は見た目が9割』著者による人生論】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594062628

本日の一冊は、100万部超ベストセラー『人は見た目が9割』の著者、竹内一郎さんによる人生論。

※参考:『人は見た目が9割』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101378

20代で起業家取材、40歳までワーキングプアを経験しながらも、マンガ原作『哲也 雀聖と呼ばれた男』が大ヒット、さらには『人は見た目が9割』で100万部を実現した著者が、どんな信念を持ち、どんな苦労を経て成功するにいたったのか。

貧乏や屈辱に耐え、仕事を選ばずに働き続けた著者が得た、人生成功のための4つのノウハウとは何か。

著者が取材してきた有名経営者や、芸能人などの話も交えながら、詳しく語られています。

著者の生き方をひと言で表現すると、「しなやか」。

「一度決めたら決して曲げない」融通の利かない生き方ではなく、竹のようなしなやかさを持った生き方が提唱されています。

いわく、「優柔不断な態度はえてしてネガティブに捉えられがちですが、人は一度決めつけると、考えることをやめてしまいがちです。次の変化に対応できなくなってしまいます」。

それでも人は、人生に指針を求める生き物。

そこで著者は、「損益分岐点」「のりしろ」などの概念を用いて、われわれがどう人生の決断を下して行けばいいか、参考となる考え方を示しています。

リーダーを目指す人の本ではありませんが、こういう生き方本があってもいいのかな? と思える本。

人によって好き嫌いはあるかもしれませんが、ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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1.人生は意思決定の連続である。その際に「損」と「得」をきち
んと天秤にかける
2.この世は予測不可能なことが起こる。加えて人は絶対に自信の
ある“読み”を外すことも多い。そういう状況に対応できるよ
う、“のりしろ”をつくっておく
3.チャンスには“とりあえず乗る”。だが、「利がない」と思っ
たら、傷口を大きくする前に、思い切りよく撤収する
4.人は自分でも気づかない可能性を持っている。だが、“身の丈
以上の成果”は長くは続かない

優柔不断な態度はえてしてネガティブに捉えられがちですが、人は一度決めつけると、考えることをやめてしまいがちです。次の変化に対応できなくなってしまいます

製造や販売のコストなど「変動費」は比較的わかりやすいのですが、オフィスの家賃やパソコン、プリンタなど備品への設備投資、役員報酬や総務・経理など間接部門も含めた社員の給料、福利厚生費などなど「固定費」が社員当たりどのくらいか、把握している方はほとんどいないと思います

「損益分岐点」が見えている人が成功する

人間にはそれぞれに生き方がありますが、大衆居酒屋タイプ、高級料亭タイプという人生を選択しているような気がします

彼ら(バイプレイヤー)の出演料は主役クラスには及ばないでしょうが、途切れなく仕事が来ます

私は演劇生活が長い人間です。主役タイプと脇役タイプを分けて考えるクセを持っています。それが当然だと思っています。しかし、この事情に無頓着な人が多いように感じます

生まれ育った環境と、20代で打ち込んだ仕事は、その人のフォーム形成に大きく影響している

「人の“読み”はめったに当たらない」というのが、人生を生きるうえでの大前提です。絶対的に自信のある“読み”を外すことも多いのです。だから、「“読み”を外しても外しても、土俵を割らない、人生を降りない」という基本が、自分のフォームに組み込まれていることが肝要です

社会にかかわっていないと、人間は荒んでいくもの

10年後に得られる成果もある

一つの顔に決めることはない

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『優柔不断は“得”である』竹内一郎・著 扶桑社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594062628

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◆目次◆

第1章 「人生の損益分岐点」を考えてみる
第2章 自分に合った「フォーム」を見つける
第3章 意思決定の局面は焦るべからず
第4章 先延ばしのすすめ―私の「人生の損益分岐点」
第5章 決めつけない生き方

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