2017年10月17日

『革命のファンファーレ』西野亮廣・著 vol.4836

【西野亮廣のマーケティング革命論】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344031555

本日ご紹介する一冊は、初版から7万部刷ったということで話題になっている、西野亮廣さんの『革命のファンファーレ』。

既に『魔法のコンパス』で10万5000部、『えんとつ町のプペル』で32万部という、驚異の実績を出している著者ですが、今回もマーケティング戦略が功を奏し、ベストセラー確実の様相を呈しています。

どうしてこんな売り方ができるのか? 裏で何を仕掛けているのか?

気になるところをまとめたのが、本書『革命のファンファーレ』です。

インターネット時代にすっかり変わってしまったマーケティングのルールを押さえ、どうすれば良い本が作れるのか、どうすればそれを初速をつけて売ることができるのか、著者の持論が展開されています。

・嘘をつかないことが大切
・その為には嘘をつかなくても良い環境を作ること
・入り口でお金を取るな
・無料公開の出し場所を散らせばビジネス書でも売れる
・作り手を増やしてしまえ

など、「おっしゃる通り」と言わんばかりの内容です。

クラウドファンディング、インスタグラムをどう使うかなど、具体的なテクニックも書かれており、マーケターは注目の内容です。

さっそく、ポイントをチェックして行きましょう。

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僕より上の世代は、僕より下の世代のように「職業に寿命がある」という体験をしてこなかった

やりたいことが見つからないことは、間違いでも何でもない。肩書きが猛スピードでなくなっていく時代にキチンと対応できている証拠だ。「アッチがダメなら、コッチだ!」と、肩書きを移動できる準備ができているわけだ

「好きなことをして生きていけるほど、世の中は甘くない」と言われても、好きでもない仕事は消え、好きなことしか残らなくなってきている。ここからは、“好きなことを仕事化するしか道が残されていない”時代だ

絵本『えんとつ町のプペル』で、これまでの絵本と大きく変わった点は、作り方を“超分業制”にしたということ

絵本を一人で作らせている原因のド真ん中に「お金」という問題があった。ならば、お金さえ集めてしまえば「分業制」という選択肢をとることができる。というわけで、絵本『えんとつ町のプペル』の制作で一番最初にやった作業は、「資金調達」であった

『好感度』と『信用』、『認知』と『人気』は、それぞれまったく別物

お金を集めるには信用が必要だ。そして信用を勝ち取る為には、お婆ちゃんみたいなことを言うが、嘘をつかないことが大切だ。その為には嘘をつかなくても良い環境を作ることが大切だ

入り口でお金を取るな。マネタイズのタイミングを後ろにズラして、可能性を増やせ

支援額は操作できないが、支援者数はリターン(お返し)の設定次第で増やすことはできる

「無料で公開したら、お金を出して買ってもらえない!」という指摘は、こと絵本に関しては大ハズレで、絵本を買う決定権を持つお母さん方は、そもそも十分にネタバレしている作品にしか反応していない

無料公開の出し場所を散らしてしまえば、情報を回収するコストよりも、本を買うコストの方が安いから、ビジネス書ですら無料公開した方が売り上げが上がる

これまで僕らは「いかにお客さんを増やすか?」の競争をしてきたけれど、そんなことはしなくてよくて、「作り手」を増やしてしまえばいい。作り手は、そのまま消費者になるから

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本書で書かれているのは、単にマーケティング手法のことではなく、これから支持される人や組織のあり方でもあります。

次々とつながり、拡大するインターネット社会を味方につけ、マーケティングやキャリアで勝利するために、われわれは今後、どんな考え方をすればいいか。

そのヒントが見つかる本です。ぜひ読んでみてください。

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『革命のファンファーレ』西野亮廣・著 幻冬舎

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◆目次◆

※多すぎるので省略します

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