【20代必読。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062189593
本日の一冊は、『ユダヤ人大富豪の教え』で有名な本田健さんの、もう一つのベストセラーシリーズ「17のこと」シリーズの最新刊。
※参考:『ユダヤ人大富豪の教え』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479300082
『将来、お金に困らないためにしておきたい17のこと』ということで、働く人全般に向けた内容ですが、主に20代、30代が読むと参考になるでしょう。
本書で説かれているのは、資本主義の最終ゴール「資産家」になることと、そこに至るまでの心構え、考え方。
労働するだけの稼ぎ方から、資産を持つことによる収入の確保へとシフトするための考え方がバッチリ書かれています。
これは、著者が会計の仕事をしていて気づいたことのようですが、<成功している資産家ほど、確定申告の収入の項目が多い>。
つまり彼らは、<自分が経営する会社からの報酬に加えて、不動産収入、配当所得、また土地の譲渡などで収入がある>のです。
たくさん稼いで、たくさん消費して、結果何も残らない人生ではなく、きちんと資産を手に入れて、働かなくても収入がある人生、お金に振り回されず、好きなことができる人生、時には無駄遣いを楽しめる人生…。
本書には、そんな人生を楽しむための考え方が書かれています。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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お金は、情報や人の行き交うところに流れていきます。寂しいところよりも、より忙しいところに流れるようになっています。だから、田舎よりも都市部にお金は集まるのです
私が会計の仕事をしていたときに気づいたのは、成功している資産家ほど、確定申告の収入の項目が多いことでした。自分が経営する会社からの報酬に加えて、不動産収入、配当所得、また土地の譲渡などで収入があるわけです。また、会社からの報酬も、1社ではなく、複数の会社から役員報酬をもらっています。そのため、源泉徴収票が何枚もありました
私の父は税理士でしたが、「仕事は、支払いが遅ければ遅いほどお金になりやすい」ということを言っていました。日払いのバイトもそうですが、その日にお金になる商売が、いちばん割に合わない
人生で楽しいと思えるようなものは、だいたい無駄遣いになる
家族やパートナーに節約を強いると、思い出のない人生になってしまいます
将来お金が入ってくるもの、価値が上昇するものを、コツコツ買っていく人が、将来お金に困らない人になる
豊かに生きている人は、複数の手帳を持っています。通常の生活費を管理する口座のほかに、経済的自由のための口座や、人にプレゼントをするためのお金を入れておく口座、投資するお金を管理する口座、家族の楽しみのための口座などなど、お金を色分けして管理していくのです
お金持ちの人たちには、そんな「一生引き出さない口座」があるも
のです
資産価値のある車はクラッシックカーに限られていて、ほとんどの車は、いざ売るとなると「中古」の評価しかつきません
お金に縁がない人は、リスクを一切取りません。というか、取れません。そして、リスクを取らないのがいちばん大きなリスクだということにさえ、気がついていません。お金持ちは、何もしないのがリスクだということを体験から知っています。それで、損する可能性を覚悟して投資するのです
あなたの経済状態は、つき合う人で決まる
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『将来、お金に困らないためにしておきたい17のこと』本田健・著 大和書房
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479304819
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◆目次◆
はじめに お金にふりまわされない生き方
1.お金から逃げない
2.お金の性質を知る
3.楽しくお金とつき合う
4.お金にふりまわされない
5.両親とお金とのつき合い方を思い出す
6.自分のお金観を調べる
7.複数の収入を持つ
8.節約をやめて、生き金を使う
9.資産と負債の違いを知る
10.通帳を複数つくる
11.仕事の単価を上げる
12.投資をする
13.時代の流れを読む
14.お金持ちの研究をする
15.お金で失敗した人を研究する
16.自分に投資する
17.つき合う人を変える
おわりに お金に困らないために今日できること
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