【全米ミリオンセラー】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408110310
本日の一冊は、1936年にアメリカで刊行され、すぐさま15万部を売り切り、版を重ねて100万部を達成したミリオンセラー、『Wake up and Live!』の邦訳。
冒頭に、ベストセラー作家の和田裕美さんが推薦文を寄せており、そこにはこう書かれています。
<わくわくすることだけ考えて、そこに邁進すればいいのに、要らぬことを考えたり、人の顔色を見たりして嬉しくもない選択をしているときってないですか?>
確かにわれわれは、わかってはいるのに、望まない結果に向かって努力してしまうことがあります。
本書『目覚めよ!生きよ!』は、まさにそのわれわれが持つ「破滅願望」を除く方法を述べた本なのです。
著者によると、<失敗とは、エネルギーを正しくない方向に注ぎ込んでしまったこと>。
そこから脱却するには、<われわれの生命の中に破滅願望が働いていることをまずは認めなくてはならない>のです。
本書では、まずその前提に立った上で、どうすれば間違った行動を排除できるのか、改められるのか、論じています。
<失敗することなどありえないような行動を取れ>
<成功を他人に見せつけるな>
<時をわきまえずしゃべりすぎない>
<自分や自分の関心事について、不平をこぼしたり、自慢したり、退屈させたりせずに話す>
など、明確に行動指針が示されており、参考になる内容です。
古い本なので、若干読みにくい部分もありますが、ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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人間は「破滅願望」の犠牲者であり、早くにそのことを知って対処しなければ、なんらの目的も実現できずにこの世を去ることになってしまう
失敗とは、エネルギーを正しくない方向に注ぎ込んでしまったことを意味する。失敗するにもエネルギーは欠かせないのだ
失敗から成功へ転じるには、最初の一歩が肝心だ。つまり、われわれの生命の中に破滅願望が働いていることをまずは認めなくてはならない
世の中の偉大な仕事や、世界のかけがえない傑作の多くは、盛りの年代を過ぎたと思える人々が手がけたものである
失敗好きな人としてもっとも見分けやすいのは、「大酒飲み」である
コーヒーは睡眠をさまたげるし、ミルクは消化に悪いのに、それらを過剰に取り続けるならば、酒飲みだと避難されないまでも、同類である。さらに言えば、食べすぎも同じことだ
たとえば、「確かにやったよ」と他人に言えるだけの行動をして、あとは何日も腕をこまねいて何もしなかったとしよう。その場合、「やってはみたが本当に成功するだけの素質がないのがわかったんだ」と謙遜して言っておくこともできる
失敗することなどありえないような行動を取れ
「教育とは、仕事のやり方と、いくつかの成功例を、停滞してしまった精神の中に送り込んでやることである」(ホッキング)
人生でどれくらい大きな摩擦に耐えられるかは、自分が他人から拒絶されたり無視されたりするのをどれだけ予測しているかで決まる
成功を他人に見せつけるな
時をわきまえずしゃべりすぎない
自分や自分の関心事について、不平をこぼしたり、自慢したり、退屈させたりせずに話す
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『目覚めよ!生きよ!』ドロシア・ブランド・著 実業之日本社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/ 4408110310
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◆目次◆
【本書を推薦します】 和田裕美
第1章 なぜ失敗するのか
第2章 破滅願望
第3章 破滅願望の犠牲者たち
第4章 失敗の報酬
第5章 成功の公式で進路を正す
第6章 成功の公式をどう実践していくか
第7章 アドバイスと資質
第8章 むだ口をきかない
第9章 想像力の果たす大きな役割
第10章 決まりと基準
第11章 成功するための一二の教え
第12章 全力を尽くして生きる
訳者あとがき
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