【資産インフレが始まった?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478026378
本日の一冊は、不動産マーケティング会社を経て、住宅分野で日本最大級のデータベースを持つアトラクターズ・ラボ株式会社を設立した著者が、既に始まった資産インフレ時代に勝つマンション選びを指南した一冊。
著者によると、今回の「資産インフレ」で注目されるのは、
(1)都心部の
(2)マンション
なぜ都心部かというと、2020年の東京オリンピックに向け、会場施設の整備や各種インフラのリニューアルが進むから。
そしてなぜマンションかというと、相続関連の個人の資金や海外の富裕層の資金が向かいやすいのがマンションだから、という理由のようです。
戸建てよりも評価減が遅く、相続対策としても有利、さらにこれからオリンピックで盛り上がる都心部に好立地を確保できる…。
本書を読む限り、マンションの優位性は揺らがなそうです。
データベースを駆使した新築価格/中古価格の比較も興味深く、マンション選びの秘訣を詳しく学ぶことができます。
インフレ対策に、資産価値の高いマンションを購入しようと考える方は、ぜひご一読をおすすめします。
※参考:儲かるマンションの法則
1.分譲価格が割安な時期に売り出された物件は儲かりやすい
2.単価が高いエリアの物件は儲かりやすい
3.交通の便がよい物件は儲かりやすい
4.戸数が多い物件は儲かりやすい
5.タワーマンションは儲かりやすい
6.住戸の広さが一定以上ある物件は損しにくい
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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キャッシュを大量に供給することで2%のインフレが本当に達成できるのかについては議論があります。デフレを脱却して緩やかなインフレになる前に、まずは不動産など特定の資産にお金が流れ、「資産インフレ」が起こるとみるのが妥当です
「資産インフレ」においては、株式、不動産、美術品などいろいろな資産が値上がりしますが、今回、最も注目されるのは、(1)都心部の(2)マンションである と私は考えています
すでに決まっていることとしては、2014年のゴールデンウィークから新規販売される物件の価格は2013年の1割増しになります。デベロッパーの購入した土地価格も発注する建築費も事業計画されていることですから、これはすでに確定している未来です
社会インフラ、特に交通インフラが整備されることは、不動産の価値向上に直結する
単価の高いマンションのほうが立地や建物のグレードがよく、中古になっても資金力のある購入希望者がいる
間違っても投資用の新築ワンルームマンションなどを買ってはいけません
戸建ては建物の評価減が早い(中略)立地の点や建物の評価減を考えた場合、マンションのほうがリスクが少ない
◆儲かるマンションの法則
1.分譲価格が割安な時期に売り出された物件は儲かりやすい
2.単価が高いエリアの物件は儲かりやすい
3.交通の便がよい物件は儲かりやすい
4.戸数が多い物件は儲かりやすい
5.タワーマンションは儲かりやすい
6.住戸の広さが一定以上ある物件は損しにくい
中古と新築の価値逆転エリアを探す
コーポラティブハウスはお勧めしません。まず、中古での売却が難しいからです
Q.高級住宅地にあるマンションはどうでしょうか?
A.本当の高級住宅街は戸建てエリア。積極的にはお勧めしません
億ションは都心以外、値崩れするリスクが高くなります
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『マンションを今すぐ買いなさい』沖有人・著 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/ 4478026378
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◆目次◆
第1章 資産インフレ到来! これまでの「常識」は捨てなさい
第2章 儲かるマンションがわかる6つの法則
第3章 マンション「時価」を知って、儲かるマンションを見つける
第4章 東京、大阪、名古屋の「狙い目」エリアはここだ!
第5章 知っておくと得をする「売主(デベロッパー)」の特性とは
第6章 将来泣かない! マンション選びで「ハズレ」を引かないためのQ&A
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