【個人ブランディングのためのHOTな一冊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797371684
本日の一冊は、出版業界でキャリアを積み、2011年4月まで、出版社のCEOも勤めた人気ブロガーが、「トライブ」を使ったマーケティング手法を述べた一冊。
本書の執筆時、著者のブログは月間訪問者数40万人。Twitterのフォロワーが10万人超、Facebookでも5万人のファンがいますが、本書では、著者が成功するまでの間、どんなツールを使い、どうやって読者を増やしてきたか、どんなコンテンツを作って読者をファンに育ててきたか、具体的にまとめています。
商品作りのポイント、感動体験の10要素(驚き、期待、優越感など)、記事更新のコツ、記事のアイディアに困らないための切り口、古い記事の活用法、アクセス解析の方法、トラブルを防ぐための注意書き…。
およそ個人がブランディングする際に必要な情報のすべてが書かれており、ご丁寧に関連リンクやサービス名、撮影で使った機材の名前まで紹介されています。
ここでは、紹介されている数多くのノウハウから、古いブログ記事を使ってアクセスを増やす方法をピックアップしましょう。
古い記事を蘇らせ、アクセスアップにつなげるため、著者がやったのは、以下の9項目です。
1.人気の高かった記事を見つける(トップ100のリストを作成)
2.どの記事にも最新の情報を加えておく
3.日付を記事の最後に移動させる
4.Twitterにブログ記事を投稿する
5.自動投稿システムを利用する
6.アバウトページに人気トップ10のブログ記事を入れる
7.サイドバーに人気記事のリストを表示させる
8.コメントをくれた人に返信する
9.やりすぎない
「Twitterにブログ記事を投稿する」は、既にやっている人が多いと思いますが、トップ100のリストを作成することや、アバウトページに人気トップ10のブログ記事を入れる、サイドバーに人気記事のリストを表示させるなどは、まだまだできていない人が多いのではないでしょうか。
企業のマーケティングというよりは、自分をブランディングして儲けたい個人向けですが、SNS時代のマーケティングのヒントがたくさん詰まっています。
情報がかなり具体的なので、自己啓発まがいのマーケティング書に飽きていた方には、おすすめの内容です。
ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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今日のプラットフォームは人でできています。顧客やフォロワー、すなわち人間同士の触れ合いのことなのです
昔同様、今も「知っているのは何か」より「知っているのは誰か」で、成功が大きく左右されます。そしてこの「誰か」こそが、あなたのプラットフォームなのです
現代のビジネス環境で成功を収めるには、次のふたつが必要です。すなわち、魅力的な商品と有意義なプラットフォームです
ジョブズはものを売りつけようとしているのではありません。体験を共有しようとしているだけなのです
◆感動体験の10要素 ※一部紹介
1.驚き
2.期待(感動体験を思い描けば、体験する前からそれを味わ
うことになる)
4.超越(感動体験は、理解も常識も超えたものとつないでくれる)
10.優越感(感動体験は、よい意味であなたに優越感を与える)
感動体験を作り出そうと思ったら、勇気を持たなくてはいけません
◆商品をベストセラーにするPINCの法則
Promise(保証する)
Intrigue(関心を引きつける)
Need(必要性を強調する)
Content(中身をシンプルに表現する)
◆情報商品に対するエレベーター・ピッチの4要素
1.あなたの商品の名前とジャンル
2.あなたが解決しようとしている問題点
3.あなたが提案する解決方法
4.解決した場合の主な利点
◆成果を出せるランディングページの7つの条件
1.見出し 2.セールスコピー 3.商品写真 4.推薦文
5.保証 6.割引価格 7.コール・トゥ・アクション
◆古い記事を蘇らせ、アクセスアップにつなげる方法
1.人気の高かった記事を見つける(トップ100のリストを作成)
2.どの記事にも最新の情報を加えておく
3.日付を記事の最後に移動させる
4.Twitterにブログ記事を投稿する
5.自動投稿システムを利用する
6.アバウトページに人気トップ10のブログ記事を入れる
7.サイドバーに人気記事のリストを表示させる
8.コメントをくれた人に返信する
9.やりすぎない
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『顧客の心に火をつけろ!』マイケル・ハイアット・著 ソフトバンククリエイティブ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797371684
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◆目次◆
はじめに すべてこの世は舞台だ
第1章 スタートは商品から
第2章 立ち上げの準備をしよう
第3章 ホームベースを作ろう
第4章 限界を広げよう
第5章 トライブと交流しよう
結論 最初の一歩を踏み出そう
補遺 小説家がブログ記事を書くときのアドバイス
注記
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