2010年3月27日

『松下幸之助から未来のリーダーたちへ』松下幸之助・述Vol.2076

【人を動かす松下幸之助の知恵】
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昨日は、「復活 最強の自分マーケティング」ということで、ビジネスマン向けのセミナーを行いました。

話の途中、みなさんにこんな本を読んでいるか、用語を知っているかといった質問をしましたが、割と有名な基本書をみなさんが読んでいないのにビックリ。

情報社会となった現在は、知っているけどじっくり学んだことはない、という知識が多いのではないか。

自分の経験と照らし合わせて、そんなことを考えました。

しかしながら、ドラッカーや松下幸之助など、経営の世界の偉人の本は、やはり何冊か読んでおくべき。

そういう思いから、本日は、松下幸之助の言葉をまとめた最新の一冊を紹介しようと思います。

著者は、『松下幸之助発言集』全45巻をはじめ、松下幸之助に関する多数の書籍、テープ、CDなどの編集・制作に携わってきた著者が、そのなかから言葉、エピソードを集め、紹介した一冊。

正直、もっといい言葉もあったのでは、とも思うのですが、松下幸之助の入門書としては、読んでおいて損はないと思います。

若いリーダー、マネジャーにぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「産業人の使命は、生産に次ぐ生産によって、すべての物資を水のように安く豊富たらしめ、社会全体を貧乏から救って、楽土を建設することだ」

松下は、この世に無用の人はいない、だれもがその人にしかない独自の天分、持ち味をもっており、それを仕事を通じて果たしていくために存在していると考えていた

「自分の働きは自分だけのものにあらずして他人のものでもあり、また他人の働きは自分のものでもある。そういう高い観点に立って物事を考えなくてはならない」

「きみはいま、優秀な人間がいたらと言ったけれども、優秀な人間を集めたからといって優秀な会社になるとはかぎらん。だれもが少しでもいい仕事をして、会社に喜んでもらい、自分も喜びたい、世間の役にも立ちたいと思って会社に来ているはずや。大事なのはその人たちが示された方針をきちんと守ってやってくれるかどうかであって、優秀かどうかではない。肝心なのは、その人たちに対して、はっきり会社の方針と目標を示して、やり方を明示することなんや。肝心なのはきみだよ」

幸之助が言う失敗したときに表れる真価とは、いかにうまく対処できるかというノウハウではなく、迷惑をかけた人たちに、一人の人間として素直に誠意ある態度をとれるかという心がけにこそある

「ああきみ、わしは一年でも二年でも待つけどね、しかし世間が待ってくれるかどうかは知らんで」

「天地自然の理に沿った言動、経営を心がけるならば、文字どおり不可能はないはずだ」

「主人公みずからが経営力をもたなければ、しかるべき番頭さんを求めたらいいわけです」

「やはり衆知というものは、集めるというよりも、集まってくるというのが、より自然で好ましい姿であろう」

上に立つ者であればあるほど、事の遂行にあたっては、総意を受けなければいけません

人の言動の一端を見て安易に評価を下すのではなく、その根本にどんな資質があるか、それがどのような長所となり、生きてくるかを慎重に見きわめることが、人を育てるうえでは欠かせない

指導者というものは、いろいろなかたちでみずから信ずるところ、思うところを人びとに訴えなくてはならない

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『松下幸之助から未来のリーダーたちへ』アチーブメント出版 松下幸之助・述

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◆目次◆

第1章 責任を果たす
第2章 熱意をもつ
第3章 衆知を集める
第4章 人を育てる
第5章 先頭に立つ
第6章 みずからを高める

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