【カリスマ体育教師の指導ノウハウ公開!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822265293
本日の一冊は、大阪市立松虫中学校で陸上競技の指導にあたり、個人種目で7年間に13回の日本一を輩出したカリスマ体育教師、原田隆史さんによる注目の一冊。
もともと、生活指導に従事していた経験から、成功するには「心と生活を変える」ことが必要と説き、実際に生徒のプライベートにまで積極的に関与する独自の指導。
本書には、その指導内容のエッセンスが詰まっており、子どもの教育はもちろん、社会人が自分を伸ばすためのヒントとしても参考になります。
なかでも注目は、今回初公開となる、教え子たちの「目標設定用紙」。
「最高の目標」「中間の目標」「絶対に達成できる目標」を書くものですが、これがじつによくできています。
目標を単なる目標で終わらせるのではなく、細かい行動にまでブレークダウンして、さらに期日を決め、フィードバックも行う。
具体的には、成功の要因を「メンタル」「スキル」「健康」「生活」に分けて書かせたり、ルーティン行動を具体的に書かせたり、より具体性が高まるための工夫がなされています。
目標にも「社会・他者」「私」「有形」「無形」の軸を持たせることにより、より意欲が高まる仕掛けが施されています。
巻末には、空欄のシートも用意されているので、職場や教育現場などでコピーして使うといいでしょう。
DVDもついて、これで2400円は破格です。ぜひ読んでみてください。
————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————
「仕事と思うな、人生と思え」
被害者意識で嫌々やるのではいけません。目の前のことに全力投球であたりなさい。あなたが選んだその仕事を、自分の意思で最後まで。その仕事が、あなたの人生そのものなのです
「敵は誰ですか? 私です」
ライバルや他人は、動かすことはできません。本当に変えられるのは自分だけです。主体を変容する以外に、パフォーマンスは生まれません
夢を絶対に実現させたいと本気で思うなら、心と生活を変えなければなりません
技術を磨いたところで、それだけでは日本一になれません。その子の心が育たなければダメなのです。私は生活指導の教師でもあったので、子供が喧嘩や喫煙、いじめなど、学校で問題を起こすたび、家庭訪問をしました。すると、両親が不仲だったり、リストラされたりと、家庭の問題が見えてくる。それによって気持ちがすさみ、子供の学校生活にも影響が出ていたのです。そこで私は家庭生活にまで踏み込んで指導しました
「心をきれいにする」のに、特に効果が高い「奉仕活動」が、掃除です。身の回りのすさみを取り除くと、心の中のすさみも除かれ、心が澄んできます。このことを理論的に証明したのが、前ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニ氏でした。凶悪犯罪がはびこる街を立て直すために彼が取り組んだのは、凶悪犯の摘発ではなかった。それまで見過ごされていた、落書きや軽犯罪を徹底的に潰すことでした。その結果、7年の間で、殺人の発生件数を実に67%も減らしたといいます
結果を出せる人は、ただ漫然と頑張ったりはしません
目標は簡単に下方修正してはいけません
成功する人は、まず間違いなく日誌をつけています。一流のスポーツ選手は、日誌で毎日、その日の練習を振り返り、「できたこと」と「できなかったこと」を仕分けします
自分の中の「×」を一つずつ「○」に変えていけば、成功者になれる
◆成功者たちの二つの習慣
1.自分を前向きにする口グセ、「セルフトーク」
2.「向上ルーチン」と呼ばれる、自分の気持ちを整える動作
成功する人は、未来を予測し、準備します。だから、目標を達成するため、誰に、いつ、どこで、どう助けてもらいたいのかも予測してい
る。そして、助けてもらいたい相手と良い関係を築いている
目標設定用紙には、「最高の目標」「中間の目標」「絶対に達成できる目標」を書く
————————————————
『原田隆史の成功塾』日経BP社 原田隆史・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822265293
————————————————
◆目次◆
序章 原田隆史 プロフィール
第1章 思い、理念、志が人を育てる
第2章 必要な人材のキーワードは”自立”
第3章 夢を実現させる具体的な方法
第4章 結果を出す”強い心”の育て方
第5章 生き方哲学~6つのメッセージ
インタビュー 日本一を勝ち取った教え子
この書評に関連度が高い書評
同じカテゴリーで売れている書籍(Amazon.co.jp)
お知らせはまだありません。