http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479811216X
本日の一冊は、昨日ご紹介した伝説の名著、『広告でいちばん大切
なこと』の著者、クロード・C・ホプキンスの広告テクニックだけ
を抽出してまとめた一冊です。
※参考:『広告でいちばん大切なこと』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798112151
著者は、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した、伝説のコピー
ライターで、本書にはその書き方のテクニックや、人間洞察、広告
で成功するための一般原則が盛り込まれています。
紹介されている方法論やテクニックのほとんどは、『広告でいちば
ん大切なこと』にも書いてあるのですが、こちらはコンパクトに技
術だけをまとめているので、即実践したい人向き、と言えるのでは
ないでしょうか。
著者の半生を振り返った『広告でいちばん大切なこと』に比べると、
若干読み応えの点で不満を感じますが、手っ取り早く学びたい方に
は適した一冊だと思います。
広告、PR、ネット通販などに携わる人は、ぜひ読んでみてください。
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■ 本日の赤ペンチェック
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広告はセールスマンとして扱う。コストに見合う結果を求める。他
のセールスマンと比較し、コストと結果を明らかにする。弁解を認
めてはならない。優秀なセールスマンは弁解などしないものだ
貧しい身なりのセールスマンが優秀な成績をあげるように、地味な
広告がすばらしい結果をもたらすこともある。広告も人間も飾り立
てるのは禁物だ
ものを買うというのは真剣な行為だ。自慢は控えよう。自慢話を聞
かされて気分を害さない人はいない。自分の能力をひけらかそうと
しない。見込み客を前にした時、優秀なセールスマンがすると思う
ことだけをしよう
すぐれた広告は誰にも買うことを求めない
わたしは本文よりも見出しの部分にはるかに長い時間を割いている
「世界最高」、「最安値」といった表現は広告の決まり文句だが、
実際には広告主に不利に働くことが多い。こうした誇張は広告主の
発言が正確ではないこと、ものごとを大げさに言う傾向があること、
事実に無頓着であることを示しているからだ。いきおい人々は広告
主のすべての主張を割り引いて考えるようになる
安全かみそりのメーカーは長年、すばやい除毛を売り文句にしてき
た。そこへ、あるメーカーが七八秒で除毛できるという広告を出し
た。これは具体的な主張であり、メーカーが実際にテストを行なっ
たことを示していた。この商品は爆発的にヒットした
予防は大切だが人気のあるテーマではない。人間は問題を解決する
ためなら何でもするが、問題を防ぐためにはほとんど何もしない
流通は重要かつ深刻な問題だ。一部の店でしか売っていない商品を
広告すれば、武器を浪費することになる
商品はそれ自体が最良のセールスマンであるべきだ
人間は太陽に、美に、幸福に、健康に、成功に引きつけられる。な
らば、そこから遠ざかる道ではなく、そこに向かう道を示すべきだ
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『広告マーケティング21の原則』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479811216X
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■目次■
原則1 広告の原則の誕生
原則2 セールスマンシップ
原則3 サービスの提供
原則4 通販広告の教訓
原則5 見出し
原則6 人間の心理
原則7 具体的であること
原則8 商品を語りつくす
原則9 イラスト
原則10 高くつくアイディア
原則11 情報の重要性
原則12 戦略
原則13 サンプルの使用
原則14 流通の確保
原則15 テストキャンペーン
原則16 販売店との関係
原則17 個性
原則18 ネガティブ広告
原則19 ダイレクトメール
原則20 商品名
原則21 健全なビジネス
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