【世界500万部突破のベストセラー】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478122547

本日ご紹介する一冊は、世界500万部突破のベストセラー。

20年以上読み継がれ、45の言語に訳された人生指南書で、著者は作家・講演家・冒険家のジョン・ストレルキーさんです。

ストーリーは、仕事にまつわるすべてから逃れるため、著者が一週間の休暇を取るところから始まります。

ストレスから逃れるための休暇なのに、高速道路でタンクローリーが横転。イライラしながら高速道路を降りた著者は、ガス欠直前で、謎のカフェを発見します。

「しつもんカフェ」

すっかり腹ペコだった著者は、このカフェに入り、食事をオーダーしようとするのですが、メニューの裏に、こんな質問が書かれているのを発見します。

「お待ちのあいだ、次のことについて考えてみてください」

あなたはなぜここにいるのか？
あなたは死を恐れるか？
あなたは満たされているか？

著者は、この３つの質問をもとに、カフェにいたケイシーとマイクとの対話を通じて、人生で真に大切なものを学んでいきます。

存在理由と、それを満たすこと。

何が人生においてエネルギーを削ぐもので、何が存在理由とつながっているものなのか。

ケイシーが語るウミガメの話は、ぜひ読んでいただきたいものです。

＜ウミガメは、波に逆らうことはしなかった。むしろ、波の力を借りたの。私がウミガメについていけなかったのは、水の流れの方向を無視して、ずっと足をばたつかせていたからなの。最初はそれで問題なかったし、ウミガメと一緒にいられた。足の動きをゆるめることさえあったわ。でも、向かってくる波に反発してばかりだと、疲れてしまうのよ。波が押してくれるときに、その波を活かして進むだけのエネルギーが残っていなかったの＞

やりたいことをやるチャンスを、引退まで待たないこと。マーケティングに自分の大事な時間やお金、エネルギーを奪われないこと。

大事なメッセージが次々登場し、読者に生きるための指針を与えてくれます。

自分の存在理由に基づいた生き方ができれば、人生はきっと輝くはず。

わずか224ページで、人生で大切なものが見つかる、そんな素敵な自己啓発書です。

さっそく、本文の中から気になる部分を赤ペンチェックしてみましょう。

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自分がなぜここにいるのか、なぜ存在するのかという、生きている理由を知ってしまうと、人はその理由を満たしたいと願うようになる

実際、最高に満たされているお客様は、自分の存在理由を知っているだけじゃない。それを満たすのに役立つと信じるあらゆる活動に挑戦しているわ

私がウミガメについていけなかったのは、水の流れの方向を無視して、ずっと足をばたつかせていたからなの。最初はそれで問題なかったし、ウミガメと一緒にいられた。足の動きをゆるめることさえあったわ。でも、向かってくる波に反発してばかりだと、疲れてしまうのよ。波が押してくれるときに、その波を活かして進むだけのエネルギーが残っていなかったの

私の人生において、前から迫ってくる波の正体は、私の注意やエネルギーや時間を奪おうとしているけれど、私の存在理由とは関わりのない人や活動やモノなのだと、気づいたのよ。背後から押してくれる波は、私の存在理由を満たすのに役立つ人や活動やモノなの。前から迫ってくる波に時間とエネルギーを費やせば費やすほど、押してくれる波に使うエネルギーが足りなくなるのよ

やりたいことをするチャンスは毎日ある。『引退』まで待つ必要なんてないのさ

たとえば、このメーカーの車を運転すれば、あなたの人生に意味が生まれる。あの会社のアイスクリームを食べれば幸福感が得られる。このブランドのダイヤモンドを所有すれば満足感が得られる……。ここであなたに大切な話をするわね。たとえさりげなくても、たいていは強力なメッセージが伝わるのよ。『この商品を所有すればあなたは満たされる』に加えて、『これらを所有しなければあなたは満たされない』というメッセージが

「ああ。多くの人がもっとお金をほしがる理由は、もっとモノを買いたいからだと言ってた。たとえば仕事とか、人生の他の面で満たされないから、買ったモノで満たされたいんだ。でも、気をつけないと悪循環に陥る。お金を使えば使うほど、支払いのために、満たされない仕事に費やす時間が増えるんだ」

『逃避』の必要がなかったら、あるいは『リラックス』する必要がなかったら、モノを買う必要って、どれほどあるだろうか？

自分の存在理由を知っていて、それを満たすためにやりたいことをしている人は、すごく運がいいのよ

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自分の「存在理由」以外のことに注意を奪われがちな現代だからこそ読みたい、珠玉の人生指南書です。

ぜひ読んで自分の「存在理由」を見つけてみてください。

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『やりたいことが見つかる世界の果てのカフェ』
ジョン・ストレルキー・著　鹿田昌美・訳　ダイヤモンド社

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◆目次◆

はじめに
１　最悪なドライブ
２　何もない交差点
３　見えない夕日
４　しつもんカフェ
５　ふしぎなメニュー
６　あなたはなぜここにいるのか？
７　メニューの文字
８　崖っぷちの感覚
９　生きている理由を知ってしまうと
10　質問の答え
11　存在理由を満たすため
12　ウミガメの話
13　人生の無駄
14　実業家と漁師の話
15　広告からのメッセージ
16　だからぼくたちは、もっとモノを買う
17　自分へのご褒美
18　あなたは死を恐れるか？
19　あなたは満たされているか？
20　お金の心配
21　幸運な出来事
22　運がいい人の法則
23　ゴルフボールの話
24　７日に届く小包
25　コスタリカの夕日
26　新しい１日
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