【ここで差がつく。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4296002279

昨日は、20代の起業家たちとお酒を飲んで語り合いました。

20代って、前半は横並びで場所と努力で差がついて、後半は「選ばれるどうか」で差がつくんですよね。

本日ご紹介する一冊は、歯学博士でありながら経営学博士にもなり、これまでに著作90冊超、累計140万部を突破している著者、井上裕之さんによる自己啓発書。

就職や転職、昇進、婚活、人間関係で「選ばれる」ためのちょっとした行動原則を計100個、まとめています。

書かれていることはシンプルですが、人間は小さなことで差がつくのも真実。

ライター時代、師匠に言われたのは、「20代は仕事しやすい人間であることが大事、歳を取ったら専門性が大事」ということでしたが、その後、人生経験を重ね、歳を取っても仕事しやすい人間であることは大事だと思うようになりました。

本書では、この「仕事がしやすい人」になるための秘訣も書かれています。

仕事がしやすい人の４つの共通点
（１）気持ちよく「はい」と返事ができる
（２）自分は「何をしたらいいか」を具体的に確認してくれる
（３）指示を素直に受け止め、修正にも前向きに対応する
（４）感じがよく、丁寧な言葉づかいや気配りがある

また、年齢問わず、身だしなみは大事ですが、具体的に何に気をつければいいか、書かれています。

身だしなみで意識したい４つのポイント
（１）清潔でシワのない服装である
（２）手指の爪がきれいで整っている
（３）髪型が整っている
（４）TPOをわきまえている

本文では、さらに細かく書かれているので、きちんと読み込めば、仕事や人間関係の具体的なヒントが見つかるでしょう。

人間は、心構えで評価されるのではなく、行動や態度で評価される。

だからこそ、こういう基本的で具体的なアドバイスはしっかり聞いておきたいものです。

さっそく、本文の中から気になる部分を赤ペンチェックしてみましょう。

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否定的な言葉を使いがちな人の多くは、自分自身に不満や焦りがあり、他人に優しくなれない状態の人

身だしなみで意識したい４つのポイント
（１）清潔でシワのない服装である
（２）手指の爪がきれいで整っている
（３）髪型が整っている
（４）TPOをわきまえている

「自分で自分の人生をよくしていける」、この自由に気づくと、人は真に力強くなります

いま置かれている状況に違和感を覚えたとき、「お金がないから無理」「環境が悪い」といった固定観念に縛られる必要はありません。視野を広げて「自分の責任でどうにでもなる」と考えれば、別の国で暮らすことも、まったく異なる生き方を選ぶこともできます

相手の判断に委ねるしかないことなら、まずは自分がボールを投げてみること

余白とは、想定外の出来事や大切な人との時間に柔軟に対応するための「ゆとり」です

余白を確保する２つのポイント
（１）月の初めに、カレンダーに「余白」と予定を入れる
（２）優先順位が低いことには応じない

仕事は、ただ作業を終わらせればいいというものではありません。終えたあとに「この人なら安心して任せられる」と思われることが大切です

選ばれる人は、完璧を目指すのではなく、他者にとって「近くにいたくなるような心地いい存在」であろうとする人

人生の目的を真剣に考えてみてください。どんなひと言が、あなたを突き動かすのか。その言葉が、きっとあなたを選ばれる人へと導いてくれます

贈り物選びで大切なのは「意味」と「ちょうどよさ」

「ここだけの話」はしない、「ここだけの話」に同調しない

情報を扱う上での基本姿勢は、「何を言っても誰かに伝わる可能性がある」という前提に立つこと。言葉を選ぶ力、黙っている力は、信頼を生みます

尊敬は、年齢や立場に関わらず、相手の中にある素敵なところや魅力に目を向けようとする姿勢から始まります

相手の時間を価値あるものにする

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最近、また人に積極的に会うようになったら、自分のいたらなさに気がついて、ちょうど良いタイミングで本書を手にしました。

基本動作を確認するために、ぜひ読んでみてください。

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『選ばれる人の100の習慣』
井上裕之・著　日経BP

＜Amazon.co.jpで購入する＞
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◆目次◆

はじめに　人生は「選ばれること」の連続
第１章　自分を整える
第２章　自分を磨く
第３章　相手目線で動く
第４章　いい関係を築く
第５章　選ばれる人になる
第６章　いないと困る人になる
おわりに　誰もが選ばれる価値がある