【否定しないリーダーになるには】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866803355
本日ご紹介する一冊は、人がついてくるリーダーがやっている「否定しないマネジメント」のやり方を提唱した一冊。
著者は、バンダイ、NTTコミュニケーションズなどに勤務後、コーチとして独立、現在まででのべ2万人以上のリーダーに指導してきた林健太郎氏。
これまでの著作では、『否定しない習慣』がベストセラーとなっています。本書はそのビジネス版です。
『否定しない習慣』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/486680209X
林氏は、フェラーリ社の日本の認定講師を8年間務め、独自開発した研修がサザビーリーグ、ワコールなどに採用されている、人気講師。
本書では、そんな著者が提唱する、「否定しないマネジメント」のコツを詳しく解説しています。
使いこなしたい「4つの承認」、「否定しないマネジメントで意識すべき3ステップ」「意見が出やすくなる環境」の作り方、「否定しない叱り方」など、興味深い内容が満載です。
■4つの承認
1.存在の承認
2.行動の承認
3.プロセスの承認
4.見解の承認
■意識すべき3ステップ
・聴く
・問う
・任す
■否定しない叱り方の基本原則
1.人格ではなく行動を指摘する
2.「主観で評価する」ではなく「事実を確認する」
3.相手に改善の余地を残す
後半では、否定しないリーダーになるための大原則や注意点、セルフマネジメントのやり方などを解説。
リーダーとして自分を律するためのちょっとしたコツにも触れています。
具体的な職場での会話例も書かれているため、実践的なのが特長です。
最後の方で書かれている「YES+感謝」話法は、早速使ってみようと思いました。
マネジメント全般で悩んでいる方、部下とのコミュニケーションに難しさを感じている方に、特におすすめの内容です。
さっそく、本文の中から気になる部分を赤ペンチェックしてみましょう。
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外資系企業のリーダーが叱責しない理由
1 コーポレートガバナンスが徹底されている
2 訴訟のリスクがある
3 ジョブ型雇用のため「育てる」という発想が基本的にない
否定を繰り返すリーダーの心の中には、常にある言葉があります。それは、
「当たり前」という言葉です。
「仕事はできて当たり前」
「毎朝、出社してきて当たり前」
「気遣いはできて当たり前」
そう思っているから、それができない部下が許せずに否定してしまう。否定するから、ミスやトラブルを報告しにくくて隠されてしまう
部下の「存在」を否定しない
すべては、部下のことを「知る」から始まる
「知ってくれている」は最大の心理的安全性
■4つの承認
1.存在の承認
2.行動の承認
3.プロセスの承認
4.見解の承認
「思い込みの気遣い」をやめて、意思確認をする
特に、日本の職場では、「自由に意見を言ってください」と促された瞬間に、場が静まり返ることがあります。それは、自由な発言には”正解がない”という不安があるからです
■意識すべき3ステップ
・聴く
・問う
・任す
■否定・注意するときの3つの流れ
1.相手の話に耳を傾ける
2.問題や課題を整理する
3.許可を取ってから、自分や会社の
考えを伝え、確認する
■否定しない叱り方の基本原則
1.人格ではなく行動を指摘する
2.「主観で評価する」ではなく「事実を確認する」
3.相手に改善の余地を残す
反射的に言葉を返さない
リーダー自身が「正しさ」にこだわりすぎない
「小さなごめんなさい」があると、信頼のゆらぎは瞬時に回復できます
「Yes+but」ではなく「YES+感謝」
部下やメンバーは「話すこと」に専念する人。
リーダーは「聴いて、受け止め、整理する」人。
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会議や1on1など、さまざまな場面で使いたくなるコミュニケーションのコツが書かれており、リーダーにとって有用な一冊。
チームに良い空気をもたらすための「戒め」も書かれており、ぜひ一読することをおすすめします。
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『リーダーの否定しない習慣』
林健太郎・著 フォレスト出版
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◆目次◆
はじめに
第1章 部下が伸びない理由の9割はリーダーにある
第2章 「否定しないマネジメント」のススメ
第3章 「否定しないリーダー」になる習慣
第4章 部下を否定しないで「伝える技術」
第5章 否定しない会議・ミーティング
おわりに
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