2026年1月22日

『Googleで学んだ 圧倒的成果を出し続けるマネジャーの最優先事項』 中谷公三、諸橋峰雄・著、水野ジュンイチロ・著・漫画 vol.6889

【感動。】
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本日ご紹介する一冊は、漫画と文章でGoogleのマネジメントの要諦がわかる、興味深いマネジメント本。

著者は、世界銀行グループ(IFC)、アクセンチュア、GE、Googleなどでマネジメントと戦略実行の両面に携わってきた、組織変革のプロフェッショナル、中谷公三氏と、Google日本法人の新規営業チームマネジメントに従事し、現在マーサージャパン株式会社のシニアプリンシパル組織変革エクセレンスユニット統括を務める諸橋峰雄氏。

これに、NewsPicksおよびPIVOTで話題の漫画家、水野ジュンイチロ氏が加わって、読みやすく臨場感あるマネジメント本に仕上がっています。

新米マネジャーのハジメ課長と、クーデターを企てるカジワラ、ギクシャクするチーム、社内の管理職に恐れられているテツコさん…。

個性あふれるキャラクターたちが登場し、マネジメントとは何か、チームビルディングの要諦とは何かを教えてくれます。

<たった一つのリーダーの資質…それは”変わること”>という言葉に、励まされるマネジャーは多いのではないでしょうか。

他にも、マネジメントを経験した人間にとって刺さる言葉が並んでいます。

<成功だけに執着する人に心理的安全性は築けません!>

<必要なのは、自分の正しさを疑い、相手の可能性を信じる勇気>

実践面で役立つ話もたくさん載っていますが、取り急ぎ、以下のチェックリストだけは試しておいた方がいいでしょう。

3項目以上当てはまれば、メンバーとの間でよい信頼関係が築けており、円滑なコミュニケーションが取れているということらしいです。

□メンバーの仕事の進め方や考え方を把握している
□メンバーが最近達成したことや、直面している課題を理解している
□メンバーがどのような働き方を好み、どんな環境で力を発揮しやすいかを把握している
□メンバーのモチベーションの源泉や、成長を後押しすべき要素を理解している

ちょっと怪しいなと思った人は、ぜひ買って読んでみるといいと思います。

さっそく、本文の中から気になる部分を赤ペンチェックしてみましょう。

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たった一つのリーダーの資質…それは”変わること”

権限委譲を効果的に機能させるためには、委譲する本人だけでなく、周囲にも「委譲した」ということが伝わる仕組みをつくることが重要

□メンバーの仕事の進め方や考え方を把握している
□メンバーが最近達成したことや、直面している課題を理解している
□メンバーがどのような働き方を好み、どんな環境で力を発揮しやすいかを把握している
□メンバーのモチベーションの源泉や、成長を後押しすべき要素を理解している
3項目以上当てはまれば、メンバーとの間でよい信頼関係が築けており、円滑なコミュニケーションが取れている

KPIは「目標を掲げる」ためにあるのではなく、「現場の行動を変える」ためにある

行動の指針や判断の基準、仕事の進め方を共通化することで、メンバーは迷わず走ることができるようになります

マネジャーとは、焚き火を絶やさぬように世話をする人
(1)着火し、風を送る
(2)薪をくべ、配置を変える
(3)灰を取り除く

社員の誰もが普段の業務以外のところで誰かに貢献した李、ほかの組織にとって参考になる行動をしたときに、その人に感謝の気持ちを伝える仕組みとして「gThanks」という制度があります。「誰に」「なぜ感謝を伝えるのか」を記入すると、感謝メッセージが本人とその上司に送られるというもので、貢献の度合いによっては、年間の予算枠内でピア・ボーナス(Peer Bonus)を送ることもできる

「迷いや悩みに対して示唆を与えてくれる」「自分では気づけない点を指摘してくれる」「自分にないものを提供してくれる」--メンバーは、このような関わりをしてくれるマネジャーを、価値ある存在だと受け止めます

次世代リーダー育成のポイント
(1)高い期待を言葉で伝える
(2)人を動かす課題を与える
(3)視座を高める問いを投げかける

Googleでは20近くのERGに数万人が参加しており、社員の「帰属意識」(Belonging)を高めています。その中には、Women@(女性中心のコミュニティ)やBlue Dot(社員どうしのメンタルヘルス支援)などがあり、社員のリテンション率の向上に役立っています
※ERG:Employee Resource Group

成功だけに執着する人に心理的安全性は築けません!

必要なのは、自分の正しさを疑い、相手の可能性を信じる勇気

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佐渡島庸平さんが、「起業した時にこれを読みたかった。」と推薦の辞を寄せていますが、起業家なら、全員がそう思うんじゃないだろうかと思うほど有用な内容です。

Google社内の制度も含め、最先端のマネジメントがわかる、価値ある一冊です。

ぜひ、読んでみてください。

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『Googleで学んだ 圧倒的成果を出し続けるマネジャーの最優先事項』
中谷公三、諸橋峰雄・著、水野ジュンイチロ・著・漫画

<Amazon.co.jpで購入する>
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◆目次◆

マンガ ハジメ課長、崖っぷちに立つ。
はじめに マネジャーの仕事とは何か?
第1部 圧倒的成果を出すマネジャーとはどんな存在なのか
第1章 なぜ、マネジャーが必要なのか?
第2章 「エンパワメント型マネジャー」が担う3つの責任
第3章 「エンパワメント型マネジャー」が持つ3つのマインドセット
第2部 圧倒的成果を出すマネジャーの仕事のしかた
第4章 チームを理解する
マンガ ハジメ課長、本音を聞く。
第5章 チームの目標をつくる
マンガ ハジメ課長、旗を掲げる。
第6章 チームと一緒に汗をかく
マンガ ハジメ課長、導く。
第7章 チームの動きを整える
マンガ ハジメ課長、空回りする。
第8章 人を育てる
マンガ ハジメ課長、腹を割る。
第9章 場(コミュニティ)をつくる
マンガ ハジメ課長、仮面を捨てる。
第3部 常に成果を出し続けるマネジャーの旅
マンガ ハジメ課長、旅を続ける。
第10章 「正しさの罠」とどう向き合うか
第11章 マネジャーとして成長するには
第12章 マネジャーの喜び
あとがき

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