【売れてます。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799113445
先日、地元大村市の産業支援センターで講演したのですが、チラシの威力がすごすぎて、驚きました。
土井はメルマガもXもインスタグラムもやっているのですが、これまでで一番地元民から反響があったのが、このチラシでした。(結局、100名集まりました)
地方でセミナーをやる場合、じつはインターネットよりチラシが効果がある。
そんな認識を持っていたところに、面白い集客本の情報が飛び込んできました。
本日ご紹介する一冊は、習い事ビジネスの経営者のための集客ノウハウ本。
著者は、元テコンドー師範で、道場を経営した経験のある集客コンサルタント、安田元保さんです。
巻末にあるプロフィールの公式LINE、YouTube、Instagramすべてフォロワーが少なくて心配になりましたが、ノウハウが面白いのと売れているとのことだったので、ご紹介します。(コンサルタントの場合、ご自身が有名じゃないことはたまにありますので)
本書のキモとなるノウハウは、習い事の生徒さんから、良質な「お客様の声」をとること。
教室ビジネスは、常に新規を取り続けなければならない宿命のため、確かにこれは大切ですよね。
本書では、この「お客様の声」をどうやって取るのか、何を聞けばいいのか、どう表現すればいいのか、それをどうやって集客につなげるのか、詳しいことが書かれています。
オンライン集客とチラシ両方のノウハウが書かれており、それぞれどんな情報をどうレイアウトして載せればいいのか、実践的なノウハウが書かれています。
反応があった文章やチラシの実例も交えながら書かれているので、自社でコピーやチラシを作る場合の良いヒントになると思います。
少しですが、教室運営上のヒントも書かれているので、教室ビジネス経営者には、良い教科書になると思います。
さっそく、本文の中から気になる部分を赤ペンチェックしてみましょう。
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今いる生徒から良質な”お客様の声”をとる
人が習い事をするのは、学校や仕事で解決できない課題を克服するため
習う側の人が自分で意味づけをしている
上手に教えるだけでなく、「顧客=持ち主」の心の中にある”求める結果”を知り、「生徒=顧客が大切にしているもの」をどうしたいのか、注文を把握することが必要
難しいペルソナよりも、もっと簡単で確実な方法があります。それは、今すでにあなたの教室にいる顧客のなかから「こんな人にもっと来てほしい」という、具体的な人物を一人選ぶことです
「結果」が見えず、不満がたまりやすいので、生徒の成長の様子を伝えたり、スマホで稽古の様子を写真に撮って、グループLINEなどで送るようにしましょう
顧客全員が「ほかの人がどういう想いで通っているのか」を知ることで、教室内の結束力が高まり、生徒が辞めにくくなる効果があります
今はできていなくても、今後そうなりそうなことは先にほめてしまってください。別にそれがまだ現実になっていなくてもかまいません。なんなら間違っていてもOKです。言われた相手は、そのほめ言葉に引っ張られるように成長していくことがあるからです
“お客様の声”で聞き出すのは生徒のビフォーアフター
インタビューを終えたあと、せっかく話してもらった内容をそのままにしておくのはもったいないですよね。このタイミングで、Googleのクチコミにコメントつきで投稿してもらうように依頼しましょう
教室の売りを伝える基本的な項目
1.ターゲットの課題と特徴
2.決め手となる体験
3.約束できる結果
4.独自の理由
5.聞かれそうなこと
6.今だけの特典
7.問い合わせ方法
8.コンセプト
「注目ブロック」を構成する必要パーツ
1.アイキャッチ(写真)
2.ターゲットコール「あなたのことですよ!」
3.キャッチコピー
4.あるある共感
5.教室の約束
一般的に、月曜日と木曜日はほかのチラシ配布が少ない傾向にあります。月曜日には平日を見込んだ問い合わせ、木曜日なら週末向けの集客を狙うと効果的
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チラシ配布からお試し体験まで、教室ビジネスならではのトピックが網羅されており、集客に悩んでいる方には、いろいろとヒントが見つかると思います。
ぜひ、読んでみてください。
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『教室ビジネス集客の教科書』
安田元保・著 すばる舎
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799113445
<Kindleで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0FF8GWBYQ
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◆目次◆
はじめに ”お客様の声”を使い倒せば、あなたも生徒を集められる
第1章 教室ビジネス集客のカギは”お客様の声”
第2章 指導を通じた”お客様の声”の育て方
第3章 見込客を引きつける”お客様の声”の集め方
第4章 ”お客様の声”をあなたの教室の「売り」に要約する
第5章 ”お客様の声”から集客メッセージを作る
第6章 教室ビジネスのマストアイテム”チラシ”を作ろう
第7章 教室ビジネスならではのチラシ配布戦略
第8章 初回体験から入会につなげる”お客様の声”の使い方
第9章 生徒の継続を応援する”お客様の声”の使い方
おわりに
謝辞
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