【朝時間活用で、気分を上げる。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761277815
週末、作家の今村翔吾さんが経営する「佐賀之書店」に行ってきて、何冊か本を買ってきました。
本日ご紹介する一冊は、その「佐賀之書店」店長さんおすすめの一冊。
自分だったら絶対に選ばない本ですが、読んでみたらなかなか面白かったのでご紹介します。
著者は、早寝早起き研究所「朝渋」代表の井上皓史(いのうえ・こうじ)氏。
2017年に朝活コミュニティ「朝渋」を東京・渋谷で立ち上げ、読書や英会話、ゲストを招いたトークイベントなど、さまざまな活動を行っている人物です。
「5時こーじ」の名前でSNSなどもやっているので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本書には、著者が考え、伝えている朝時間活用のメリットとスケジュールの組み方、そしてこれが最も大切ですが、1日中自分をご機嫌にするメソッドが書かれています。
<「ごきげん」でいることは、じつは人生を豊かにする最強の方法>と著者は言いますが、ではそのために一体どうすればいいのか。
答えは、「早起き」をして、「朝起きられた!」で1日を「○」からスタートすることです。
勉強熱心なみなさんなら、「スモールステップ」については聞いたことがあると思いますが、本書はまさに早起きを1日のスモールステップにし、達成感と自信を醸成しようという内容なのです。
それだけに、内容はメソッド中心というよりは、ごきげんになるためのコツを紹介したり、達成した時の気分を先取りさせてくれたりする内容。
なんとなく「やってみたい!」と思わせるような書き方をしていて、テンションが上がります。
やればやるほど自信がつき、自分がごきげんになる。
そんな早起きの世界を体感したい方は、ぜひ読んでみてください。
さっそく、本文の中から気になる部分を赤ペンチェックしてみましょう。
—————————-
効率ではなく、心を満たすための朝時間。それが私の生活を大きく変えました
「ごきげん」でいることは、じつは人生を豊かにする最強の方法
結局のところ、「ごきげん」と「ふきげん」は、時間があるかないかで変わってくる
一生の悩み「時間がない」を解消すると無敵になる
「時間持ち」はお金も時間も手に入れる
ごきげん=早寝早起き+自分時間
=十分な睡眠時間+朝1時間
他人の意見(=他人軸)にあわせていると、小さな「ふきげん」がたまっていきます
大切にすべきは1に自分、2に家族、3に仕事
「朝起きられた!」で1日を「○」からスタートする
毎日「○」がつくと自分の「信頼残高」が貯まる
■朝時間の使い方
・「目的系」は、朝の「自分時間」を使って目的の達成を目指すもの
・「生活系」は、生活や自分の心身のメンテナンスにかかわるもの
朝1時間×3年でプロフェッショナルの入り口に立てる
いったん「理想の時間割」を組み立てる
最低条件=睡眠時間は削らない
「曜日ごとにやることを変える」は間違い
1か月単位で目標値を考えておくと、毎日「できた/できなかった」で一喜一憂する必要がなくなります
スケジュールを調整するときは、基本的にはその週の中で帳尻をあわせるようにする
マイルールは、自分が「ごきげん」になるかどうかを基準に考えてみましょう
「ごきげんリスト」には、そこに行くとごきげんになるという「場所」や、その人に会うとごきげんになるという
「人」などを入れておきます
1日の締めは「自分面談」で終わらせる
—————————-
早起きが自信を醸成し、自分をご機嫌にしてくれると聞いた時、夜型の土井もちょっと心が動きました(笑)。
しばらくの間、『がんばらない早起き』やってみようと思います。
東京にいる時は渋谷にいるので、機会があれば「朝渋」も参加してみたいですね。
ぜひ、読んでみてください。
———————————————–
『がんばらない早起き』井上皓史・著 かんき出版
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761277815
<Kindleで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0DSHXTBMQ
———————————————–
◆目次◆
はじめに
第1部 いつも「ごきげん」な人が朝を大切にしている理由
Part1 「自分時間」で過ごすか「他人時間」で過ごすか
Part2 「早起き」で1日を「○」からスタートさせよう
第2部 毎日の充実度を上げる「朝時間」の使い方
Part3 朝の「自分時間」に何をするのか
Part4 「時間割」にして考える
Part5 「自分アポ」で1か月分のスケジュールを立てる
Part6 定期的に「自分面談」をする
Part7 早寝早起きを制するために
おわりに
この書評に関連度が高い書評
この書籍に関するTwitterでのコメント
同じカテゴリーで売れている書籍(Amazon.co.jp)
お知らせはまだありません。