2025年6月27日

『休養ベスト100』加藤浩晃・著 vol.6750

【最短で疲れを抜く。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4296208071

本日ご紹介する一冊は、現役医師のベンチャー経営者がまとめた、質の良い休養と健康のヒント集。

計100個の休養・健康のヒントが、1項目あたり2、3ページで示されています。

何が睡眠の質に影響するのか、どういう食べ方をすれば太りにくくなるのか、忙しい時に起こりがちな健康問題にどう対処するか、現実的なヒントと理論が示されています。

ベッドや枕を選ぶ時には、「寝返りのしやすさ」を考えること、同じコースを歩くだけでは運動効果が低下するなど、これまで知らなかったことが書かれていて、勉強になりました。

長風呂が好きな方は、長く湯船につかっていると、皮膚の保湿成分が流れ出てしまうらしいですから、お気をつけください。

また、ブームになったサウナにハマっている人も、いくつか注意事項が書いてあるので、読んでおくといいと思います。

食事に関しては、以下にまとめた体を老けさせる食品に気をつけたいところです。

体を老けさせる食品
・ソーセージやハムなどの加工肉
・加工食品
・白砂糖を使った食品
・菓子類
・清涼飲料水
・ファストフード
・白米
・小麦

デスクワークが多い人向けのアドバイスや飲み会が多い人向けのアドバイスも書かれており、ビジネスパーソンの教養として、読んでおくといいでしょう。

スキマ時間で簡単にできるストレッチのやり方がイラストで示されているので、こちらも試してみるといいのではないでしょうか。

さっそく、本文の中から気になる部分を赤ペンチェックしてみましょう。

—————————-

眠れないときはベッドから出て、眠気がくるまで別の場所でリラックスするのが効果的であり、睡眠療法の基本

眠れないときにベッドの上で何かをやるのはNG

なぜ、横になったときにおでこから胸の中央まで一直線になる枕がいいのかというと、首に負担をかけず、呼吸がしやすい上に、寝返りがしやすくなるからです

夜中に目が覚めてもスマホを見ない

就寝の90分前にお風呂に入り、少しぬるめの39-40℃の湯船に15分つかるのがおすすめ

寝不足でも昼寝はしない

広いベッドで寝るとよく眠れるような気がするのは、寝返りのために十分な広さのスペースがあるためです

お酒を飲むなら、就寝の3時間前までに切り上げる

理想的な寝室の環境
・温度は18-22℃
・湿度は40-60%
・就寝中はなるべく暗くする

長く湯船につかっていると、皮膚の保湿成分が流れ出てしまいます

忙しいとたんぱく質が不足しがち

30分から1時間かけて1-5kmほどウォーキングする

深い地下鉄の駅は「無料トレーニングジム」

余白を大切にすることが幸せにつながる

自分が「決めたこと」を紙に書いておく

泣ける映画で感動の涙を流すのもメンタルによい

就寝3時間前は水を飲みすぎない

「横向き寝」で約7割のいびきが改善される

体を老けさせる食品
・ソーセージやハムなどの加工肉
・加工食品
・白砂糖を使った食品
・菓子類
・清涼飲料水
・ファストフード
・白米
・小麦

同じコースを歩くだけでは運動効果が低下する

30分に1回、目を休める

—————————-

タイトルからは休養の方法を一覧にしたカタログ・大全のようなものを連想させますが、実際には健康の基礎と、休養の質を高めるヒントを示した一般的な健康本です。

現役医師のベンチャー経営者が書いているというだけあって、忙しい人がやりがちなことが押さえられているので、起業家、ビジネスパーソンにはフィットすると思います。

ぜひ、読んでみてください。

———————————————–

『休養ベスト100』加藤浩晃・著 日経BP

<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4296208071

<Kindleで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0FCM272FZ

———————————————–

◆目次◆

はじめに
PROLOGUE
CHAPTER1 ぐっすり眠りたい
CHAPTER2 お風呂で疲れをとりたい
CHAPTER3 食事で体の調子を整えたい
CHAPTER4 体を動かして休養の質を高めたい
CHAPTER5 メンタルを整えたい
CHAPTER6 睡眠の質を上げたい
CHAPTER7 食事で疲れにくい体をつくりたい
CHAPTER8 運動で疲れにくい体をつくりたい
CHAPTER9 目の疲れや頭痛をケアしたい
CHAPTER10 生理のつらさをケアしたい
CHAPTER11 アンチエイジングで活力を得たい
CHAPTER12 体の痛みをケアしたい
EPILOGUE

この書評に関連度が高い書評

この書籍に関するTwitterでのコメント

同じカテゴリーで売れている書籍(Amazon.co.jp)

NEWS

RSS

お知らせはまだありません。

過去のアーカイブ

カレンダー