【これで自信が持てる】
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本日ご紹介する一冊は、自己肯定感を高めるための自己啓発書。
著者は、複数のベストセラーを持つアメリカの著述家、ジェリー・ミンチントン氏です。
2016年に出された『自分の価値に気づくヒント』に加筆修正を加えたもので、全部で100項目、自己肯定感を上げるための考えや行動原則が書かれています。
自己啓発書の良し悪しは、その言葉がどれだけ読者に勇気を与えるか、背中を押してくれるかにかかっていると思いますが、そういう意味で本書はなかなか素敵な一冊だと思います。
読者が忘れかけていた自信を取り戻し、また目をつぶっていた負の部分に気づかせ、改善のきっかけをくれる。
単に励ますだけで終わらない、意味のある自己啓発書だと思います。
「たとえ目立たなくても、誰もが社会に貢献している」
「いつも物事のいい面を見る」
「嫌悪の対象を少なくして快適な人生を送ろう」
などは、自分を守ってくれると同時に、他者との人間関係を改善するきっかけになると思います。
また、行動につながるヒントも多く、例えば以下の言葉で動かされる人は多いのではないでしょうか。
「問題は、能力が不足していることではなく、それを開発する時間が不足していること」
「一度に多くのことをしなくていい。少しずつ実行すれば必ず成功する」
「重要な活動にだけ時間を使う」
負のスパイラルに陥っている時、原因は案外、環境や運ではなく、自分の考え方だったり行動だったりします。
本書は、そんな考え方や行動を改めるためのきっかけをくれる一冊。
さっそく、本文の中から気になる部分を赤ペンチェックしてみましょう。
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自分にこう言い聞かせよう。私には限界はなく、その気になれば何でもできる、と
「自分は価値のある人間だ」という信念を持とう。周囲の人のネガティブな意見を受け入れる必要はない
自分は社会に貢献しているという誇りを持とう。たとえ目立たなくても、誰もが社会に貢献しているのだ
問題は、能力が不足していることではなく、それを開発する時間が不足していることである
一度に多くのことをしなくていい。少しずつ実行すれば必ず成功する
自分の中の改善したい部分をはっきりさせ、それを改善しよう
不測の事態が起こることは避けられない。人生で起こる予期せぬ出来事を受け入れよう
夢をかなえる努力をする
インド独立の父マハトマ・ガンジーは、「世界に変革を求めるのなら、まず自分を変えよ」と説いた
今までと違う状況に身を置き、今までと違う人とつきあいたいなら、今までと違う思考をする必要がある
いつも物事のいい面を見る
何かに嫌悪感を抱くと自尊心が低下する。嫌悪の対象を少なくして快適な人生を送ろう
うまくいったことリストを作り自己肯定感を育てる
大きな目標を細かく分け、それを次々と達成しよう
他の人と同じ成功を追い求める必要はない。幸せになるために自分の成功を定義しよう
重要な活動にだけ時間を使う
悪意のある発言を無視する
好かれなくても気にしない
人を許すことを覚える
不測の事態がもたらす衝撃に対処するだけの柔軟性を養えば、幸せで豊かな人生を送ることができる
ネガティブな人を避ける
約束をしっかり守る
先のばししない
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通常、この手の自己啓発書ってタイトルと違った内容が結構盛り込まれたりするのですが、本書は終始一貫、自己肯定感に関することが書かれていて、良い本だと思いました。
ぜひ、読んでみてください。
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『自己肯定感の磨き方』ジェリー・ミンチントン・著 弓場隆・訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン
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◆目次◆
はじめに あなたには価値がある
第1章 新しい自分を創造する
第2章 いい思考の習慣をつける
第3章 なりたい自分になる工夫をする
第4章 自分の人生に責任を持つ
第5章 自分の生き方を追求する
第6章 完璧主義をやめる
第7章 人間関係を円滑にする
第8章 自尊心を高める
第9章 ぞんぶんに人生を楽しむ
第10章 自分に誇りを持つ
第11章 心を磨く
訳者あとがき
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