【たった2つ書くだけで人生が変わる?】
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本日ご紹介する一冊は、経営者・投資家として、またコーチとして活躍する著者が、「毎朝1分」の日記で人生を変える方法を指南した一冊。
著者の三宅裕之さんは、早稲田大学商学部を卒業後、ベネッセコーポレーションを経て、ジャパンビジネスラボ代表取締役社長としてキャリアデザインスクール「我究館」と英語コーチングスクール「PRESENCE」を運営、その後シンガポールのINSEADで修士号を取得した人物。
現在は、日本、中国、シンガポールで教育会社を運営し、個人や法人向けにコーチングや語学サービスを提供しています。
本書では、著者自身がエンジェル投資家として成功するきっかけになったという、『毎朝1分日記』を紹介。
・前日にあった「グッド」
・今日やりたい「チャレンジ」
たった2つのことを書くだけで人生が変わるというシンプルなメソッドですが、確かにこれは効果がありそうです。
本書では、著者自身がコーチとして学んだ行動や習慣、自己効力感アップのためのエッセンスを紹介。
第3章では、「人生を変えるプラス1分日記」として、以下の6つを紹介しています。
・目標を達成するプラス1分日記
・現状を変えるプラス1分日記
・自分を変えるプラス1分日記
・未来を変えるプラス1分日記
・過去を変えるプラス1分日記
・人間関係を変えるプラス1分日記
なかでも「未来を変えるプラス1分日記」で紹介されている、「7年後の自分」の9マスの表を作るやり方は、ぜひ試していただきたいメソッドです。
いろんな方の記入事例も紹介されているので、割と簡単にできるのではないでしょうか。
さっそく、本文の中から気になる部分を赤ペンチェックしてみましょう。
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書くことはたった2つだけ。
・前日にあった「グッド」(よかったこと、感謝したこと、気づいたこと)
・今日やりたい「チャレンジ」(挑戦したいこと、変えたいこと)
習慣について20年超にわたり研究してきた米スタンフォード行動デザイン研究所のB・J・フォッグ所長は、人が行動できるかどうかは「実行しやすさ(日本語版では『能力』と翻訳)」「モチベーション」「きっかけ」の3つで決まると分析しています
「○○をしたら、日記をつける」という風に、毎朝のルーティンのどれかを、日記を書くという行動を起こすためのきっかけにする
同じような状況(時間・場所など)で同じ行動を繰り返すと、より習慣になりやすい
あなたの朝のルーティンのどこに「日記を書く」という行動を組み込むか。狙い目は、あなた自身が楽しさや快適さを感じる行動の前後、あるいはそれと一緒に行うことです
「外発的働きかけ」3つの方法
(1)大会効果(まず大会への出場を申し込む)
(2)コミュニティー効果(コミュニティーに参加)
(3)トレーナー効果(トレーナーに習う)
「大切だけど緊急ではないこと」を書く
ふとした拍子に「あの人たち、どうしてるかな?」と気になることってありますよね。昔のことを思い出して幸せな気分になったなら、それは立派な昨日のグッド。そして「連絡を取ってみよう」と思ったら、それこそが大切な「チャレンジ」の候補です
メリット・デメリットを超えて判断するどっちの選択の方が「グッド&チャレンジ」を感じられるか
今の延長線上にない未来を想像する
講演などで人の話を聞くときや、本を読むときなどに書き留めてほしいこと
(1)ポイント(要点)
(2)クエスチョン(質問)
(3)アクション(行動)
「7年後の自分」の9マスの表を作る。思い描いた未来の自分と現実の自分のギャップを噛みしめよう。それが強い強い「きっかけ」、はじめの一歩になる。
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読むのに1時間もかからないと思いますが、いろいろインスパイアされてしまって、2時間くらいは考え込んでしまう本でした。
過去と決別したい方、現状を変えたい方、ワクワクする未来を作りたい方に、ぜひ、読んでいただきたい一冊です。
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『奇跡が起きる毎朝1分日記』三宅裕之・著 ダイヤモンド社
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◆目次◆
はじめに
第1章 なぜ毎朝1分日記で人生が変わるのか?
第2章 これだけでOK! 毎朝1分日記
第3章 人生を変えるプラス1分日記
あとがき
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