2016年5月31日

『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』 木部智之・著 vol.4333

【早く帰れるノウハウ】
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20代の頃、ケリー・グリーソンの『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣』という本に出合って、仕事の効率が一変しました。

※参考:『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569822851

以来、一度仕事に取り掛かったら、なるべく中断しないように心掛けています。

ある程度経験を重ねると、勉強も戦略やマーケティングなど、頭脳を使う方向にシフトしていくべきですが、20代の頃は、とにかく手足を効率良く動かすノウハウを学ぶこと。

最低限の動作もできない人に、高次の仕事を任せてくれる上司などいないからです。

だからこそ、20代の頃は、とにかく作業を効率化し、より高次の勉強、高次の仕事に取り組む時間を捻出すること。

そこで読んでおきたいのが、本日ご紹介する『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』です。

著者は、日本IBMのシニア・プロジェクト・マネジャーの木部智之さん。2010年に同社最大級の大型システムプロジェクトにアサインされ、以来日本と大連で数百人のチームをリードしているそうです。

本書には、チームのコミュニケーションにより生じる時間のムダや、個人の作業のムダ、ツールに関するムダを徹底的に排除するノウハウが書かれており、シンプルながらためになります。

さっそく、気になったところをチェックしてみましょう。

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仕事に要する時間が同じであれば、「初動」が速いほうが終わるのが速い

1回1回の仕事が雑だったり、質が低かったりすると、その都度「やり直し」が発生します。同じことを2回やるのは、絶対的な時間のロスです

◆スーツを選ぶ時間を0秒にする「仕組み」
まずスーツを順番に並べてハンガーにかけます。朝は一番右にかかっているスーツを取って着ます。そして、夜、家に帰ってスーツを脱いだら一番左にかけます。これで、4着のスーツを1週間の中で均等に着ることができ、傷み方も偏りません。Yシャツも同じ仕組みです。Yシャツとスーツの数が違うので、いつも同じ組み合わせになることなく、コーディネートできます

メールは絶対に「1回だけ」しか読まない

マウスを使う場合に一番時間がかかるのは、カーソルの移動時間です。移動時間が多くかかるということは、移動距離が長いということです。この時間を最短にするには、どのソフトにもある「ツールバー」の配置をマウスの移動距離を考えて決めることが重要です。例えば、エクセルであれば、多くの場合は、画面の左上での作業が多くなると思います。だから、その近くによく使う機能のボタンを配置します

◆絶対に覚えるべき6つのショートカット
・デスクトップを表示するときは[Win+D]
・離席するときは[Win+L]でパソコンをロックする
・アプリケーション・ソフトの切り替えと終了をキーボードで行う
 切り替え[Alt+Tab/Win+Tab] 終了[Alt+F4]
・キャンセルは何でも[Esc]キーで
・ブラウザの前ページ/次ページの移動はキーボードで
 [Alt+十字]で前後ページを表示
・[Home]、[End]キーでブラウザ表示のページの先頭と最後へ移動

◆外資系でも8割が知らない「秘密」のエクセル技
・セルの書式設定は[Ctrl+1]で出す
・[F4]で同じ動作を繰り返す
・[Ctrl+十字]キーでデータの切れ目まで飛ばす
・[F2]でセルを編集モードに
・[F9]を押せば再計算してくれる

かみ合わない議論は時間のムダです。議論していることをホワイトボードに図を用いながら書き、そこにいる参加者全員が同じ理解となるようにします

準備ができていないときは、即刻会議をやめる

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著者によると、仕事を速くするには、以下の3つの原則を守ること。

◆仕事を速くする3つの原則
1.速くやる 2.ムダを省く 3.確実にやる

本書には、この3つの原則に沿った、具体的なアイデア、ノウハウ、ツールが示されており、特にパソコン操作が苦手な人は重宝すると思います。

既に売れてきているようです。
ぜひ、チェックしてみてください。

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『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』
木部智之・著 KADOKAWA
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046015640

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◆目次◆

第1章 仕事の速さは始める「前」に決まる
第2章 「作業のスピード」は習慣化で速くなる
第3章 「チームのスピード」は仕組みで速くなる
第4章 「ない時間」をひねり出す
第5章 「思考のスピード」は型で速くなる

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