2015年7月24日

『「すぐやる脳」のつくり方』茂木健一郎・著 vol.4021

【松岡修造も絶賛?の考えない技術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054062598

「会社が倒産した」「リストラされた」

もしみなさんが、身近な人からこんな告白をされたらどう思いますか?

「かわいそう」「オレはこうならないように気をつけよう」そう思ったとしたら、おめでとうございます。凡人確定です。

失敗は新たなチャレンジへのチャンスであり教訓、否定は強烈なハングリー精神を生んでくれる、未来の糧です。

問題なのは失敗ではない。失敗を恐れるあまり、何もできない今の自分なのです。

もしあなたがそんな自分を変えようと思ったら、ぜひ読んでみて欲しいのが、『「すぐやる脳」のつくり方』。

『脳を活かす勉強法』をはじめ、数々のベストセラーを出してきた脳科学者の茂木健一郎さんが、「すぐやる脳」の作り方を指南した、注目のベストセラーです。

※参考:『脳を活かす勉強法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569675093

本書によると、日本人の長所である自己抑制は、「すぐに動けない人」を作ってしまう。

「すぐやる人」になろうと思ったら、深く考えない、「脳内ダイエット」をしてやらないことを決める、などといった工夫が必要なのです。

本書には、ほかにも脳のポテンシャルを高めるためのヒントが満載。

さっそくそのエッセンスを見て行きましょう。

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おすすめしたいのが、「脳内ダイエット」という考え方です。ビジネスで成功を収めている人たち、イノベーションを起こしている人たちを見てみると、脳内の無駄なものを省いて、一番大事なことに集中するのが上手なことに気がつきます

あきらめてやらないよりも、途中からでもやってほうがいいじゃないかという考え方が、ベストエフォート(最善努力)方式

リスクを取らず現状に甘んじている人と、果敢にリスクを取って進化していける人の間に、これから深刻な階層ができ上がっていく

つねに「プランB」を用意する

五年後、十年後に「ああ、しまった」と思うよりは、大変であっても今すぐにやってしまったほうがいい

人間の脳は「新しいこと」や「何が起こるかわからない」という状態が好きだという側面があるのです。だから、何かをしていて飽きてしまうのは、好奇心が旺盛な人間の特性が発揮されている状態

クリエイティブな作業のすべてに求められること、それは「締め切りをつくること」です

命令されると、脳は自分から動けない

どんな仕事をやるにしても、上司に言われるからやるのではなく、自分自身の課題として「内面化」することに成功すれば、実行力が生まれます

周りから「あの人はいつも頑張っている」と思われている人は、実は「頑張る」のペース配分がうまい人です

人生がうまくいかないときや、何に対してもすぐに行動に移せないときは、ひとつの理由として、行動するためのビジョンがしっかりしていないせいなのかもしれません

自分と同じ境遇の人のことばかりを考えていれば、その範囲のことだけに脳の回路が定められてしまいます。そんなときに、自分とは違う人のことをどれだけ思い浮かべられるかが重要です。自分と他人、その「共感の壁」を越えていく行為によって、利他的な回路はどんどん強化されていきます

「挑戦する脳」がみんなに勇気を与える

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以前、『バカでも年収1000万円』の伊藤喜之さんが講演に来て、「新しいことを始める前に考えると、人間は必ず『やらない』という結論を下してしまう」とおっしゃっていましたが、まさにそのことを裏付ける内容でした。

※参考:『バカでも年収1000万円』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478013896

仕事を先送りしてしまう人、チャレンジ精神に欠けると思う人は、ぜひ読んでみてください。

良い行動へのヒントが見つかるはずです。

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『「すぐやる脳」のつくり方』茂木健一郎・著 学研パブリッシング
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054062598

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◆目次◆

第一章 ふたつの戦争
第二章 佐治家 養子の謎
第三章 寿屋宣伝部とトリスバーの時代
第四章 オールドショックと犬の生活
第五章 悠々として急げ

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