2015年5月31日

『ビジネスマンのための「発想力」養成講座』 小宮一慶・著 vol.3967

【人気シリーズに「発想力」編が登場!】
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<ところで、セブン-イレブンのロゴが「7-ELEVEn」と、最後がnで、小文字なのをご存知でしたか?>

これは、ベストセラー『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』に出てくる有名なフレーズで、著者の小宮一慶さんは、これで一躍、ベストセラー作家になりました。

※参考:『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』
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そんな小宮一慶さんの大人気シリーズ「養成講座」シリーズの最新刊『ビジネスマンのための「発想力」養成講座』では、こんな質問が投げかけられています。

<突然ですが、みなさんは現在の世界の原油三大供給国をご存知ですか?>

答えは、1位サウジアラビア、2位ロシア、3位アメリカです。

「発想力」の本なのに、なぜこんな質問をするのかというと、発想力をつけるには、「引き出し」が重要だから。引き出しがなければ、調べればいい、というのが著者の意見です。

山ほどあるアイデア発想の本のなかで本書の特徴は、アイデア発想を成功させるための条件を、「「発想力」を鍛える12の原則」「「発想力」を阻害する13の要因」「「発想力」養成のための11の習慣」というシンプルな原理原則に落としこんでいる点。

このうち、「「発想力」を鍛える12の原則」を見てみましょう。

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1.「発想」は、具体的な目標のあるところに生まれる
2.「発想」は、熱意を持って真剣に考えるなかから生まれる
3.「発想」は、それが湧く場から生まれる
4.「発想」は、行動の結果得られた情報をもとに生まれる
5.「発想」は、相手にとってのベストを考えるところから生まれる
6.「発想」は、過去事例との関連づけを考えるなかから生まれる
7.「発想」は、「真似」から生まれる
8.「発想」は、鳥の目・虫の目・魚の目で見るなかから生まれる
9.「発想」は、規格外のことから生まれる
10.「発想」は、徹底して行うなかから生まれる

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このなかで、もっとも興味深く読ませてもらったのが、

6.「発想」は、過去事例との関連づけを考えるなかから生まれる

という部分です。

ここには、2015年の年賀ハガキの切手該当部分にデザインされた羊の絵の話が登場するのですが、これが面白い。

じつは、2015年の羊は干支にちなんで手編みのマフラーを巻いているのですが、じつはこれ、12年前と連動しているんです。

同じくひつじ年だった2003年の切手該当部分は、羊が「編んでいるところ」でしたが、2015年にはこれが「編み上がったところ」になっています。

確かに、これだけで話のネタになりますし、発想力のきっかけにもなりそうです。

相変わらず、著者の目のつけどころが面白いこのシリーズ。

今回で累計100万部を突破したそうですから、ぜひこの機会に読んでみましょう。

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『ビジネスマンのための「発想力」養成講座』小宮一慶・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
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◆目次◆

第1章 「発想力」とはなにか?
第2章 「発想力」を鍛える12の原則
第3章 「発想力」を阻害する13の要因
第4章 「発想力」養成のための11の習慣

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