2013年6月5日

『覚悟の磨き方 超訳吉田松陰』池田貴将・著  Vol.3242

【挑戦する人の名言集】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861139929

最近売れている『スタンフォードの自分を変える教室』しかり、『メリットの法則』しかり、現在は、「自分を自動で動かす」ノウハウが売れているような気がしています。

最も身近なコミュニケーションツールである「スマホ」にすら、企業がマーケティングを仕掛けてくる今日、放っておけば、大抵の人は、誘惑に屈する人生になってしまう。

そんななか、正しい方向に向かっていくには、一体どうすればいいのでしょうか。

それには、スマホより自分に近いツールをもって、自分に働きかけていくこと。

そのツールとは、もちろん「言葉」です。

本日ご紹介する一冊は、明治維新の精神的指導者として知られる吉田松陰の言葉を、「超訳」版として現代風にアレンジした名言集。

超訳ということで、どこまで原典に忠実に書かれているか、わからないのが難点ですが、内容的にはいい言葉が並んでいます。

編著者いわく、<松陰は「いかに生きるかという志さえ立たせることができれば、人生そのものが学問に変わり、あとは生徒が勝手に学んでくれる」と信じていた>らしく、そのため、本書でまとめられている言葉も、心構えがほとんど。

いくつか、その心構えを紹介しましょう。

<「なにが得られるか」は後。「自分たちがやる意味」が先>

<人は「なんのために生きているか」で決まる>

<平凡か、非凡か、なんてどうでもいいことなんです。ただなにかを真剣に追いかけてさえいれば、いつか自然と『非凡な人』になっていることでしょう>

具体的アドバイス、ノウハウなどなくても、人は変わり、前に進んでいくことができる。

前向きに生きるエネルギーが手に入れられる一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「大事なことは、なにを、どう手に入れるかではなくどんな気持ちを感じたいかなのです。たとえ手に入れたものが、どれだけ美しくて広い家だとしても、住んでいる人がやさしい気持ちになれないのなら、それは貧しい人生です」

「たいていの人はまだ序の口で、いよいよこれからが本番だというときに、自分の田んぼを放置して、人の田んぼの雑草を取りたがるのです」

「簡単に『憂さ晴らし』はしないでください。憤りをかみ砕いて、ぐっと呑み込むことができれば、それがいつか物事を変える力になりますから」

「鉄は何度も熱い火の中に入れられて、何度も固い金槌で叩かれて、はじめて名剣に仕上がります。すばらしい人生の送り方もよく似ています。何度もくり返されるきわめて不都合で、ありがたくない経験の数々が、旅路を美しく輝かせてくれるのです」

「見返りを求めずに、ただその人のために行動しましょう。時間はかかるかもしれませんが、それが信頼を得る一番の方法です」

「平凡か、非凡か、なんてどうでもいいことなんです。ただなにかを真剣に追いかけてさえいれば、いつか自然と『非凡な人』になっていることでしょう」

「覚えが悪い方がよっぽどいい。身体にしみ込むまで、くり返し努力できますから」

「最もつまらないと思うのは人との約束を破る人ではなく、自分との約束を破る人です」

「リーダーは作業を行うべきじゃありません。未来を変えるという大きな責任があるからです」

「『なにが得られるか』は後。『自分たちがやる意味』が先」

「大物を手に入れたいのなら、目先のものを追いかけるんじゃありません」

「人は『なんのために生きているか』で決まるのです」

「心を疲れさせないためには、余計なものを求めないことです」
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『覚悟の磨き方 超訳吉田松陰』池田貴将・著 サンクチュアリ出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861139929

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◆目次◆

心 MIND
士 LEADERSHIP
志 VISION
知 WISDOM
友 FELLOW
死 SPIRIT

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