2010年11月11日

『お金と人生の真実』本田健・著 vol.2304

【お金と人生の真実】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763199889

本日の一冊は、ベストセラー『ユダヤ人大富豪の教え』の著者、本田健さんによる、ひさびさのお金論。

※参考:『ユダヤ人大富豪の教え』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479300082

父の仕事を通じてさまざまな人のお金との付き合い方を目にし、自身、貧乏も大成功も経験してきたという著者が、どうすればお金に振り回されない生き方を実現できるか、その秘訣を説いています。

著者のファンであれば、著者が数年前、アメリカのボストンで6000坪の敷地を持つ大邸宅に住んでいたことを知っていると思いますが、今回の本では、その経験も書かれています。

家が広すぎると家族がバラバラになりがちだという事実や、憧れのプール付き生活も、蓋を開けてみれば「プールに浮いた小動物の死骸掃除」だったりと、意外にいいことばかりでないことに気づきます。

では、われわれは一体どんな生活をすればいいのか? どんな夫婦関係を築けばいいのか? 子どもに何を伝えればいいのか?

本書は、そんな疑問に答えてくれる一冊です。

かつての野心あふれる筆致に比べ、ややトーンダウンした感がありますが、既に成功した方、成功を目指してモーレツに頑張っている方には、いい警句となるに違いありません。

また、パートナーシップや子育てに関する記述が充実しているため、人間関係で悩んでいる方、現在結婚・出産を考えている方が読めば、参考になるに違いありません。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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私たちは、ふだん意識していませんが、収入、資産別に、まったく種類の異なる人生を生きているのです。収入に関係なく人生は同じであるべきだという「公平論」は、理想かもしれませんが、現実の世界はそうなっていません

マイク・タイソン選手は、1試合で36億円も稼ぐようなスーパースターでした。これまでに、彼は推定数百億円を稼いできましたが、
2004年に自己破産してしまったのです

相続によって、奥さんや旦那さんが急にお金持ちになると、今までの夫婦の力学が大きく変わっていきます

人生の大部分を成長することばかりに使っていると、本当に大事なものを見失ってしまいます。なぜなら、上昇志向にはまってしまうと、家族との時間や楽しい時間は、成長の邪魔になる感じがしてしまうからです

たった数百円のために領収証をごまかして、何千万円もの退職金をふいにする人がいます

お金をめぐる争いの根本は、所有に対する絶対的な信仰です。死んだらあの世にまでお金を持っていくことはできないと、人は誰でも知っているのに、不思議なことです

アメリカでは経営者と株主が得する傾向があります。ヨーロッパなら、いったん正社員になると、年に何か月ものバケーションが得られる従業員かもしれません

資本主義が否応なしに変化していく時代には、それぞれの地域、社会システムで、一番バランスのいいポイントを見つけ出していく必要があります

同じお金でも、人を喜ばせてもらったお金と、自分が我慢したり、人を泣かせたりして得たお金では、受け取るときの気持ちが違う

私にとって、幸せとは「自分の置かれている状況に感謝できる心の状態」です

子供には、お小遣いよりも“お金の哲学”を与える

自分とまったく違ったお金の価値観をもった人に惹かれてしまう(中略)この種のロマンスは、長続きしません(中略)子供時代につくられたお金観は、あなたの中で絶対のものです。それが結婚したばかりの若い夫婦を直撃します

子供に残したいのはお金でなく「美しい生き方」

メンターに教わったもうひとつのことは、「1000万円を残そうと思ったら、最初に入ってくる1000万円にしがみつかず、そのお金をきれいに使い切ってしまうこと」です

人生は思い出でできている

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『お金と人生の真実』本田健・著 サンマーク出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763199889

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◆目次◆

プロローグ お金がわかると人生が見えてくる
第1章 なぜお金は“魔物”になるのか
第2章 お金の正体をさぐる
第3章 人生を決める「お金の設計図」
第4章 上手にお金とつきあうために
第5章 お金に振り回されない生き方

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