2008年4月26日

『感動の億万長者30のルール』平野秀典・著

【ビジネスに効く感動の方程式とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763198297

本日の一冊は、企業に感動を生み出す仕掛けの指導をし、講演家、著者としても知られる平野秀典さんが、その独自の感動メソッドを公開した注目の一冊。

方法論と自己啓発がごちゃまぜになって、前半の数十ページはやや混乱が見られますが、後半部分で示されている感動の仕掛けは読み応えがあります。

世阿弥の教えや、著者が独自で開発した感動方程式、コントラスト、フォーカス、時間差、「ずらす」「じらす」などといった方法論は、著者が実際にビジネスや講演で使っているものであり、読者のビジネスにも即・役立てることができます。

ところどころに挿入されている感動のエピソードも、読者にサービスとは何か、ビジネスとは何かを教えてくれるに違いありません。

本書に書かれている内容を、自社の接客やホームページ、集客、PRに応用すれば、きっとおもしろいことが起こるはずです。

ぜひ試してみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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デジタルで物事を「処理する時間」が増えている今の時代には、身
体という典型的なアナログな存在を「感じる時間」を意識的に増や
す努力がどうしても必要だ

「心から伝えたいたった1つのことを100の視点で伝える」10
0の素晴らしさを伝えるのではなく、どうしても相手に伝えたいこ
とを、100の視点で伝えるのだ

戯作家井上ひさし氏が言った名言がある。むずかしいことをやさし
く。やさしいことを面白く。面白いことを深く

世阿弥は、舞台から観客を見る視点を「我見」とし、観客席から舞
台を観る視点を「離見」と呼んだ。そしてその両側の視点を行き来
できる視点を「離見の見」とした

大成功をして、夢にまで見た南の島で暮らす生活も、一緒に喜ぶ友
人がまわりに誰もいなかったら、どんなに寂しい時間だろうか。成
功も感動も豊かさも、すべて他者との関係性の中に存在する

恩をもらった人にお返しすることを「恩返し」。恩をもらったのに、
知らんぷりする人を「恩知らず」。そして、もらった恩をその人に
返すのではなく、他の人に送っていくことを「恩送り」と言う

価値を創造する際の飽くなきモチベーションや、尽きることのない
勇気や、発想のパワーは、ゼロから生まれたのではなく、誰かから
もらった恩がその基礎になっている可能性が高い

マザー・テレサは言った。私たちは大きいことはできません。小さ
なことを大きな愛でするだけです

演劇界で語り継がれている言葉がある。小さな役はない。小さな役
者がいるだけだ

期待と実感のギャップを生み出して、相手に感動を感じてもらうに
は、実感を感じる時間を「ずらす」という方法がある

花は観手にあり。花とは感動のことであり、観手とは観客のこと

映画や演劇では、実際に話すセリフの前に、声に出さずに心の中で
セリフを話すという手法がある。(一言で言えば)(たとえば)
(最も大切なことは)など。これらのセリフは「サブテキスト」と
呼ばれている。サブテキストを入れることによって、次のセリフに
深さや奥行きが加わる

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『感動の億万長者30のルール』平野秀典・著

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763198297
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◆目次◆

プロローグ 感動の億万長者とは?
第1話 生涯感動
第2話 顧客感動
第3話 日常感動
エピローグ 特別な1冊のために

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