2007年7月31日

『アサーティブ――「自己主張」の技術』

【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569692699

本日の一冊は、ヒューレット・パッカード本社で人事として活躍後独立、コミュニケーションや人材育成を中心に、年間250日以上の研修をこなす「研修女王」、大串亜由美さんによる注目の新書です。

言いたいことがきちんと主張できて、しかも相手に嫌われない究極のコミュニケーション術「アサーティブ」の技術と、具体的な使い方について、わかりやすく解説しています。

心構えにはじまり、コミュニケーションの基本、具体的な会話のやりとりまで、じつに具体的に書かれています。

今回の本のコンセプトなのかもしれませんが、特に営業の場面で使
えそうな手法がいくつも紹介されています。

相手に話を聞いてもらうにはどうするか、お願いを聞いてもらうに
はどうするか、人を動かすためのコミュニケーションのコツは…。

およそ、職場で必要となる、ありとあらゆるコミュニケーションを
カバーしており、じつに好感が持てます。

営業マン、マネジャーは特に読むことをおすすめします。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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相手を叩きのめして強引に「YES」と言わせても、次回はきっと
「絶対に譲らない」「今度はこちらが!」と、腕まくりしてくるで
しょう。「YES」と言わされた瞬間から、相手は「NO」の準備
を始めています

伝えたい相手に、伝えたいメッセージを届けるには、”聞いてもら
える”話にすることが大切

そもそも、なぜ部下を叱っているのか。もちろん、ミスをなくした
いから――ですよね。ミスをなくして、仕事の質や効率を上げたい。
ならば”できない”理由より、どうすれば”できる”ようになるか
を考える会話にすべきです

◆メッセージを届けるための3つの条件
1.「伝えたいこと」がある
2.それを伝える「意欲」がある
3.上手に伝える「スキル」がある

相手にとってもらいたい行動をイメージしながら、何を伝えたらそ
うしてくれそうか、自分はどんな「WIN」を相手に提供できそう
か、考えてみましょう

◆自己紹介で伝えるべきポイント
1.あなたが相手に関心を持っていることを伝える
2.今日、伝えたいことを相手メリットで予告する
3.相手メリットで、あなたの実績をアピールする

◆本気で聞いてもらえる自己紹介の基本
1.相手が一番気にしているところを褒める
2.そこを「もっとよくするお手伝いができる」ことを伝える
3.なぜなら「こういう実績があるから」という裏づけを示す

大切なことは、1.事実ベースで伝えること 2.相手メリットで、
こちらも歩み寄りを示すこと 3.相手の話も、ちゃんと聞くこと

プラスの情報も、マイナスの情報も、上司にはつまびらかに伝える
ことが大切。言いにくいことほど、相手には重要な情報です

本当に無理なことは、相手に選択肢を渡すつもりで、きちんと断る
こと。何とか手伝ってあげたいという気持ちがあるなら、できるこ
とを”代替案”として提供します

正論を実践すれば、相手にどんなメリットがあるのか。どうすれば、
そこに近づけるのか。提案したり、一緒に考えたり。そういう会話
にもっていくことが大切です

自分にとっての一番のセールスポイントではなく、相手になくて、
自分にあるセールスポイントを、”相手のために”どう活かせるか
を伝えるのが、自己アピールのゴール

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『アサーティブ――「自己主張」の技術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569692699
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┃▼目次▼
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┃ 第1章 そもそも「アサーティブ」って、何?
┃ 第2章 「言う」技術
┃ 第3章 「伝える」技術
┃ 第4章 相手を「知る」技術
┃ 第5章 「Give&Take」から「Give&Given」へ
┃ あとがき
┃  
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