2007年5月13日

『PLANNING HACKS!』

【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492042741

本日の一冊は、大手広告代理店出身で、ベストセラー『IDEA HACKS!』の著者、原尻淳一さんが、企画・アイデア発想のための技術を公開した、注目の新刊。

前回同様、スタイリッシュな表紙にわかりやすい文章で、企画立案の基礎や会議のコツ、アイデア発想の技術を述べています。

著者によれば、「優秀なプランナーは優れたアウトプットを生み出すシステムを持っている」。

本書は、まさにそのシステムとツールを公開した、クリエイターのためのアイデア発想マニュアルです。

なかでも、著者自ら、本書の肝だと語る「アイデアの二段階抽出法」は、必読。「凡人でも多くのアイデアを生み出すことができます」というだけに、シンプルながら有力なやり方です。

アイデアを生み出すための音楽や環境など、ありがちな話もいくつかありますが、トータルでみると、参考になる一冊です。

クリエイティブな仕事に携わる人はもちろん、自分のアウトプット力を高めようとする方は、読んでみてはいかがでしょうか。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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優秀なプランナーは優れたアウトプットを生み出すシステムを持っている

「道とは基本的には修行の一つである。修行が具体化した各部門、
その一つ一つが道であり、道が完成すれば「型」になる。この、修
行―道―型こそが、日本文化を支える一つの柱だった。では、型と
はなにか。それは普遍的表現である」(養老孟司『臨床哲学』より)

わたしたちも仕事の節目で、資料を見直し、頻繁に使う資料や分析
手法や企画構造を自覚し、それを収斂していけば、オリジナルな型
が生まれ、それが「勝ちパターン」として確立されていくはずです。
わたしたちは外資系企業の思考技術や最新理論に注目していますが、それだけではなく本当に使えるヒントは過去の資料のなかに眠っているような気がしてなりません

「環境整備ときっかけのマネジメント」こそが、集中力というセレ
ンディピティを誘発する技術

◆アイデアの二段階抽出法
第一段階(Feelの段階)では黒の水性ボールペンで思いついた情報
をガンガン書いていき、第二段階(Thinkの段階)は赤の水性ボール
ペンを使い、情報間をつないで新しいアイデアを導いていく

五感を刺激する環境を確保しておくと、「発想体質」になる

アイデアが出やすい思考というのもあります。それは鑑賞者ではな
く、常につくり手の視点でモノをみる癖をつけることです

トップラインを読むだけで、物語がわかること。「1シート・1オ
ブジェクティブ」の原則。紙芝居チェック。この三位一体が企画書
をわかりやすくします

◆先輩から言われた言葉
母ちゃんのカレーって、うまいだろう。なんでかわかる? お前の
こと一番わかっているからだよ。お前の好き嫌いをわかっているか
ら、うまいカレーになっているんだよ。だからさ、愛ってスゴイの。
それを忘れなければ、大丈夫

異分野で行われていることで、まだ自分の業界でやっていない場合、
そのモデルを持ち込んじゃう

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『PLANNING HACKS!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492042741
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┃▼目次▼
┃ 
┃ はじめに
┃ Chapter1 企画システム・ハック
┃ Chapter2 アイデア発想ハック
┃ Chapter3 プランニング・ハック
┃ Chapter4 プロジェクト・ハック
┃ Chapter5 プレゼン・ハック
┃ Chapter6 実践編 コンセプト・ハック
┃ おわりに

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