【売れてます】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492533389
本日の一冊は、元CIA諜報員が書き、発売早々大反響となっている一冊。
諜報員の対人スキルや交渉スキル、秘密を聞き出すテクニックがまとめられた一冊で、以前紹介した『最強マフィアの仕事術』同様、変化球ながらビジネスに役立つ内容です。
※参考:『最強マフィアの仕事術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799310119
ビジネスパーソンは、普段から深く意識することはありませんが、じつは重要な情報を握っています。
そんな情報を狙うスパイから身を守るには、どうしたら良いのでしょうか。
本書には、そんなスパイから身を守るコツも書かれています。
◆スパイから身を守るコツ ※一部紹介
・出張など移動の際に持ち歩く情報は最低限にとどめる
・共用の電子機器やネットワークは極力使わない
・書類は必ずシュレッダーにかけてから捨てる
・普段から近くにいてよく話す人だからといって安心しない
・同業他社の人間に気をつける
・アルコールに気をつける
なるほど。出張組の方は、特に気をつける必要がありそうですね。
社内に規程がない会社は、急いで整備する必要がありそうです。
本書には、このように、自分の身を守る方法から、相手の情報を盗み出す方法、その大前提となる良い人間関係を築く方法まで、ビジネスパーソンに役立つスキル・ノウハウがびっしり詰まっています。
ぜひ読んでみてください。
———————————————–
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
———————————————–
◆スパイから身を守るコツ ※一部紹介
(1)出張など移動の際に持ち歩く情報は最低限にとどめる
(2)共用の電子機器やネットワークは極力使わない
(3)書類は必ずシュレッダーにかけてから捨てる
(6)普段から近くにいてよく話す人だからといって安心しない
(8)同業他社の人間に気をつける
(9)アルコールに気をつける
自分がもっていて、相手がもっていないもの──狙われるのはそれだ。
皮肉なことだが、どの会社にとっても最高の社員というのは、最も簡単によそへ移れる社員である。そういう人には、よそへ移らないための理由が必要になる。引き止める手立てとして有効なのは、最高の教育を受けられる機会を設ける、困難だがやりがいのある仕事を任せる、といったことだろう
◆CIA諜報員の12の倫理規定 ※一部紹介
(1)「誠実で信頼できる」という他人からの評価を「現金」と同じように扱う
(2)知らせる必要のある情報だけ知らせ、秘密の情報は慎重に扱う
(5)ミスをした場合は、それを正直にいうのではなく、解決策を提示する
(7)敵味方は変わりうるので、競争相手にも誠意と礼節を忘れない
(12)資金の不正利用は少額でもしない。金銭にクリーンでいる
◆CIA諜報員の7つの人脈構築術 ※一部紹介
(1)相手の趣味や嗜好、生い立ちや経歴、弱みについて知る
(2)最初の会合でめざすのは「二度目の会合」を実現すること
(4)話すときには神経質なくらい相手の反応に注意し、
必要なら話を軌道修正する
◆CIA諜報員の7つの交渉術 ※一部紹介
(1)参加者の数は最小限に抑える
(2)いきなり地位の高いトップの人間を狙って話をする
(5)相手の弱みを知ったうえで、相手が断りたくても断れない申し出をする
サプライチェーンの中でスパイとして活動する人物として理想的な
のは、次のような条件を満たす人である。
(1)情報を得られる立場にいる
(2)情報を得る動機がある
(3)情報伝達の手段がある
(4)情報の正しさを立証できる
————————————————
『CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる』J・C・カールソン・著 東洋経済新報社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492533389
————————————————-
◆目次◆
第1章 CIA諜報員のテクニックはビジネスに活かせる
第2章 CIA諜報員が身につけている基本テクニック
──話の聞き出し方、人物の見抜き方、信頼関係の築き方
第3章 内外の敵から情報を守る技術
──スパイ行為にどう対抗するか
第4章 CIAが実践している採用・人事戦略
──なぜCIAは優秀な人を安い報酬で雇えるのか?
第5章 CIA諜報員が不要なウソをつかない理由
──倫理的にふるまうことは自分に利益をもたらす
第6章 CIAが実践している危機管理術
──なぜCIAは9・11直後から素早く、また柔軟かつ前向きに危機対応ができたのか?
第7章 CIA諜報員が実践している説得術
──人脈構築術から交渉術まで
第8章 業者に不祥事を起こさせないために
──サプライチェーンでの諜報活動
第9章 敵と関わる技術、敵を味方にする技術
──社内での競争、他社との競争にどう勝つか
この書評に関連度が高い書評
この書籍に関するTwitterでのコメント
同じカテゴリーで売れている書籍(Amazon.co.jp)
お知らせはまだありません。