【英語力を磨くならセブ島を目指せ?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838725825
本日の一冊は、世界を仕事場に活躍するクリエイターの高城剛さんが、これからの時代の英語学習を語った一冊。
これからの時代はESL(=English as Second Language)がグローバル時代を生き抜くためのライセンスになる、ということで、安価に手早く、一定レベルの英語レベルを身につける学習法を紹介しています。
香港やシンガポールでは、もはや常識となっている夫婦共働き+フィリピン人ベビーシッターのライフスタイル、オンラインを使ったフィリピン英会話+フィリピン留学など、まだまだ根強い偏見のある日本では、受け入れられにくい主張が中心で、その分、斬新な主張が展開されています。
英会話学校で講師を選ぶ際のポイントについても、
「大学で英語教育学を専攻している/していた」
「英語教師としての何らかの資格を持っている」
などの基準が示されており、参考になります。
また、「僕の体験的英語学習法」としてまとめられたエピローグでは、
・ある一定レベルまで達したら自分が興味ある専門の雑誌やサイトを徹底的に読む
・広告に出ている単語は最低でも理解できることも大事
・子供向け映画に出てくるような台詞は最低限理解できるようになった方がいい
など、具体的なアドバイスが載っています。
現地で完全調査したという、「セブ島の英会話学校評価ランキング」も載っており、本気でフィリピン留学したい方には、おすすめの一冊です。
とはいえ、一番大事なのは、著者も述べているように、<「環境」を築くこと>。
友達を作るか、今すぐオンラインで英会話を始めるか、それとも留学するか…。
いずれにしろ、もはや避けては通れない英会話学習のヒントをくれる、手軽な一冊です。
この内容で1200円は高い気もしますが、ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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年収1000万円の夫と専業主婦の家庭より、夫婦共働きで合わせて年収1500万円で、9時~5時までフィリピン人ベビーシッターを雇い、毎月2万円支払うのが一般的(香港やシンガポール)
問題は「読み書き中心であること」自体にはありません。そうではなく、読み書きを中心に学んだ結果、日本人の多くが「正解・不正解にこだわりすぎてしまうこと(そのくせ発音の正確さにはあまりこだわらないのは不思議です)」、「言語の基本である『伝える』ことを軽視すること」に尽きるのです
サムスンの新卒採用条件はTOEIC900点以上
フィリピン英会話はオンライン(インターネット講義を指します)・オフライン(実際の留学を指します)ともに「マンツーマンレッスン」が主体
講師を選ぶ際は「大学で英語教育学を専攻している/していた」「英語教師としての何らかの資格を持っている」といった経歴の有無が、大きなポイント
短期間でTOEICやIELTSなどのペーパー試験のスコアアップを狙いたい人にとっては、フィリピン留学はとても有効
マニラの老舗英会話学校の卒業生たちが2001年にセブ初の英会話学校「CPILS」を設立したのを皮切りに、セブ島への語学留学は一気に加速した
とくにカランメソッドは、「通常の4倍のスピードで英語が身につく」という謳い文句で、あちこちのスクールが取り入れています。カランメソッドは、ロンドンで最大規模を誇る私立英語学院(外国語として英語を教授する英語学校)カランスクールで開発されたメソッドで、講師の質問に対して生徒が瞬時に回答する、というサイクルを繰り返す学習法
ある一定レベルまで達したら自分が興味ある専門の雑誌やサイトを徹底的に読む
広告に出ている単語は最低でも理解できることも大事
子供向け映画に出てくるような台詞は最低限理解できるようになった方がいい
英語を学ぶ最適な方法は「環境」を築くこと
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『21世紀の英会話』高城剛・著 マガジンハウス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838725825
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◆目次◆
chapter1 日本の英語教育と日本人の英語力の残酷な真実
chapter2 英語教育のパイオニア・韓国を追い越せ
chapter3 英語の基礎を作る「オンライン英会話」のススメ
chapter4 英語力を最短で伸ばす「フィリピン留学」のススメ
付録 チーム高城が現地で完全調査「セブ島の英会話学校評価ランキング」
epilogue 僕の体験的英語学習法
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