2022年10月24日

『1%の超一流が実践している仕事のシン哲学』 宮本剛獅・著 vol.6105

【この心構えで差をつける】
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「一流」「二流」「三流」みたいな比較をされると、知りたくなってつい読んでしまいますが、本日ご紹介する一冊は、仕事の「二流」「一流」「超一流」を対比した、仕事哲学の本。

著者は、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスの元トップセールスで、人材紹介業で独立を果たした宮本剛獅さんです。

所属部署や会社を超えて評価されるには、「良い仕事をする」だけではダメで、相手にビックリされる要素が必要。

本書は、そのための仕事の工夫や心構えを書いた本です。

オビに書いている例をご紹介しましょう。

「メール」のやりとりは、
二流は返信が遅い。
一流はすぐに返信する。
超一流は一度で済ませる。

お客様や取引先のことを考えてすぐに返信するだけでなく、その先のことも想定してやり取りの手間を減らす。

こうすることによって、自社にとっても自分にとっても有利な仕事の進め方が実現できるのです。

本書には、こんな調子で、超一流の「交渉術」「仕事の流儀」「部下マネジメント術」「発想術」「生活習慣術」が紹介されています。

見出しを読むだけでも心構えが身につきますが、本文まで読み込めば、具体的にどうすればいいのか、仕事のヒントも見つかるでしょう。

本文のなかから、さっそく気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。

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優秀な人が大切にしている三つの考え方
(1)「楽しむ」
(2)「挑む」
(3)「育む」

超一流といっても、百戦百勝の必殺技があるわけではありません。何が違うのかといえば、ほんの少しだけ人と違う「視点」を持って、ほんの少しだけ違う「やり方」をしているのです

超一流は取引先と「一心同体」で仕事をしている

自己紹介で、
二流は過去を伝える
一流は今を伝える
超一流は未来を伝える

超一流は自分の「未来」に相手を巻き込む

雑談するとき、
二流は天気の話をする
一流は皆が知っている話をする
超一流は相手が知らない話をする

気くばりするとき、
二流は自分を見ている
一流は相手を見ている
超一流は相手の360度を見ている

朝の過ごし方は、
二流は時間ギリギリに出社する
一流は2時間前に出社する
超一流は出社前に商談を終える

超一流はスキマ時間を想定して、あらかじめ「何をやるか?」を決めています

根拠やデータがある「一次情報」だけを重視する

「失敗」への向き合い方は、
二流は同じ失敗を繰り返す
一流は失敗しないようにする
超一流は数多くの「初失敗」をする

超一流は「まだないもの」を見ている

超一流は「ブラックオーシャン」を目指している

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わずか174ページの薄い本ですが、自分の現在の仕事のやり方と照らし合わせて読めば、何かしら改善のヒントが見つかると思います。

良い行動習慣を身につけるために、ぜひ、読んでみてください。

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『1%の超一流が実践している仕事のシン哲学』
宮本剛獅・著 クロスメディア・パブリッシング

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◆目次◆

第1章 超一流の「交渉術」
第2章 超一流の「仕事の流儀」
第3章 超一流の「部下マネジメント術」
第4章 超一流の「発想術」
第5章 超一流の「生活習慣術」

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