【DaiGoがやっているノート術とは?】
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本日ご紹介する一冊は、著書累計420万部突破、メンタリストDaiGoさんによるノート術本。
YouTubeやオリジナルサービス「Dラボ」などでコンテンツ配信をし続ける著者の知的生産システムが気になる人は多いと思いますが、本書はその秘密を公開した、興味深い内容です。
知的生産をして稼ぎたい人向けなのはもちろんですが、試験勉強や目標達成に使いたい人にも効果のある、心理学に基づいたノート術です。
オビに、<「試験計画」「計画達成」「収入アップ」このノート術で、すべて思い通り!>と書かれていますが、すべて達成しているDaiGoさんが書いているだけに、説得力がありますね。
紹介されているのは、学習した内容を定着させるのに効果的な「オリガミノート」、知識を応用しやすくしてくれる「チャンク化ノート」、目標達成に効果的な「WOOPノート」、「後方プランニングノート」の4つ。
本書では、これら「基本4点セット」の使い方と、追加で5つの科学的ノート術を紹介しています。
特に、「基本4点セット」については、著者が利用しているだけあって、解説が細かく、かつ事例もついています。(ノート術のベースとなる科学実験についての解説もついています)
ノートの字が汚くて読みにくいのが玉に瑕ですが、いずれのノートも、受験勉強や知的生産には効果のあるテクニックだと思います。
さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
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ノート術の6つのルール
<ルール1>ノートは苦労してまとめる
<ルール2>デジタルツールより手書きを重視する
<ルール3>ノートは書けば書くほど良い
<ルール4>ビジュアルを駆使する
<ルール5>ノートを取りながら自分に質問する
<ルール6>ノートはどんどん追加修正する
「どうでもいい雑談」や「自分の感想」がフックとなって、あとから脳の記憶を引き出す手助けをしてくれる
海馬が情報を選ぶために使う基準
1.情報がくり返される回数
2.感情がセットになった情報
記憶力テストを行ったところ、文字を書きながら覚えたグループよりも、絵を描きながら覚えたグループのほうが、およそ2倍も単語を思い出す量が多いとの結果が出ました
自問自答をしながらノートを取ると理解が深まり、集中力も大きくアップする
いったん書き終わったノートでも、あとから追加修正を行えば行うほど、学習の効果は上がっていく
誰かと一緒に考えたほうが、斬新な追加修正のアイデアを思いつきやすくなる
オリガミノート
「折る→書く→クイズ化→解答→チェック」をくり返すことで、記憶は脳にしっかりと定着する
チャンク化ノート
例えば、「隋」「皇帝」「楊堅」「北周」という情報をバラバラに提示された場合、あなたの脳は、これらを4つのチャンクとして認識します。しかし、すべての情報をまとめて「隋の初代皇帝である楊堅は北周の外戚である」などと1つの文章にまとめると、今度は1つのチャンクとして認識する
WOOPノート
「Wish(願望)」「outcome(成果)」「obstacles(障害)」「Plan(計画)」の頭文字を名前にした目標達成メソッド
時間単位で自分の作業を記録することで、目標の達成率が大きく高まる
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本書のメソッドが優れているのは、いったんプランニングしてやってみたところ上手く行かなかった、という場合のバックアップができていること。
計画修正のヒントが書かれているのは、受験勉強でも仕事でも、役立つと思いました。
目標達成のリアルを書いた内容であり、多くの人に役立つ一冊だと思います。
ぜひ読んでみてください。
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『超戦略ノート術』DaiGo・著 学研プラス
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◆目次◆
第1章 科学的に正しいノート術・6つの基本ルール
第2章 オリガミノート
第3章 チャンク化ノート
第4章 WOOPノート
第5章 後方プランニングノート
第6章 5つの追加モジュール
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