【生活費を劇的に下げる裏技】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413211618
リモートワークをしていると、とかく家まわりのことが気になるもの。
そこで本日は、ビジネス書ではないですが、生活のムダを徹底的に省くためのとっておきの一冊をご紹介します。
『もったいない112の習慣』は、<「暮らしをもっと楽しく!もっと便利に!」をモットーに、日々取材を重ねているエキスパート集団>、ホームライフ取材班がまとめた、節約のための生活の知恵。
2014年の調査によると、シングルレバー混合水栓を使っている人のうち、64.5%の人は水とお湯が切り替わるレバーの位置を「真ん中」にしているそう。
じつはこれ、その度にガス代を無駄にしている愚かな行為なのです。
また、本書によると、ドライヤーの風量を「弱」にして使うのも不正解。かえって電気代がかかるのだそうです。
本書には、こうした節約のためのライフハック法が計112紹介されています。
ワザひとつで100円の節約だとしても、112あれば、1万円以上の節約になりそうですね。
何より、日々の生活で使っている機器の理屈がわかる、というのが大事じゃないでしょうか。
さっそく、本書の中から気になったポイントを赤ペンチェックして行きましょう。
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ひとつのレバーを左右に切り替えられるシングルレバー混合水栓。右に回せば冷たい水が出て、左に回せば温かいお湯が出る。このシングルレバーで水だけを出したい場合、レバーをどの位置で使っているだろうか。真ん中よりも右側なら水だけが出るので、やや右寄りで使うという人は、そのたびにガス代を無駄に損している。驚くほど多くの人がカン違いしているのだが、じつはシングルレバーで水だけが出るのは、レバーが右側にあるときのみ。少しでも左に動くと給湯器が作動し、お湯が混じるようになるのだ
ドライヤーはエアコンのように長時間使う電化製品ではないが、その割には電気代が意外にかかる。そこで、できるだけ節電しようと、髪を洗った風呂あがり、風量を「弱」にして使っている人はいないだろうか。けれども、そのやり方は逆効果なのでやめたほうがいい。風量を「弱」にすると、「強」で風を送る場合よりも、確かに電気代は少々安くなる。しかし、髪が乾くまでに時間が長くかかってしまう。このため、「強」の風量で一気に乾かす場合と比べると、かえって電気代がかかる可能性が高いのだ
じつは通常の方法より、水をもっと減らしても卵はゆであがる。卵が半分程度隠れる程度の水を入れ、ふたをしてゆでて、4~5分で火をストップ。そのまま蒸して、4分程度で取り出せば半熟、8分程度入れておくと固まったゆで卵ができあがる。水が少ないことから、一般的なゆで方よりもずっと早く沸騰し、ガス代やIHクッキングヒーター代を3分の1程度に抑えることができるのだ
JRでは片道601km以上なら、「往復割引」が適用されて1割引きになる(中略)この往復割引を巧妙に使う裏ワザがある。降車駅をひと駅伸ばして601kmを超えると、距離がより長くなるにもかかわらず、運賃は安くなる場合があるのだ。例えば、東京─神戸間は片道601kmにわずかに足りないが、ひと駅先の西明石までの切符を買うと往復割引の適用となる。これで往復の運賃は2000円近くも安くなる
(ゆうパック)捨てないほうがいいのは、離れて暮らす家族や親戚、身近な友人など、たびたび荷物を送る可能性があるところへの送り状。「同一あて先割引」といって、1年以内に同じ住所に発送された送り状を提示すれば、荷物1個につき60円の割引になるのだ
冷房を使うとき、冷気が人に直接当たったほうが涼しいからと、風が下に向かって吹くように設定してはいないだろうか。こうした習慣のある人は、夏の間、電気代を相当無駄にしているはずだ。(中略)エアコンが温度を感知するのは本体周辺。このため、人がいるあたりは冷えやすい一方、エアコンの周囲は設定温度まで下がらないため、無駄にパワーを使い続けてしまうのだ。エアコンの風向きは水平が正解
節電のためにはリモコンで消して待機状態にするのではなく、主電源を切る
ETCの得するサービスを利用するには、「ETCマイレージサービス」への事前登録が必要
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免疫を高めるための料理の仕方などのノウハウもあり、生活を見直すためのヒントが満載の一冊です。
せっかく仕事をしてお金を稼いでも、生活にムダがあれば、「穴の空いたバケツ」に水を注ぎ込むのと同じ。
この機会に、ぜひ読んでみてください。
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『もったいない112の習慣』ホームライフ取材班・編 青春出版社
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◆目次◆
その習慣、本当にもったいない!
その節約術はムダで逆効果!
わざわざ高い買い物するなんて!
ちょっと待った!まだ使える!
そのやり方では劣化が進む!
もっと節電できるのに!
もっと節水・説ガスできるのに!
その食べ方ではもったいない!
その保存の仕方ではすぐ痛む!
利用できるから、捨てちゃダメ!
車や電車で損してしまう!
そのお金の管理は大間違い!
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