2020年4月20日

『すぐやる人の「やらないこと」リスト』 塚本亮・著 vol.5499

【累計54万部著者、最新刊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309249531

本日ご紹介する一冊は、25万部突破のベストセラー『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』の著者であり、2020年4月現在で著書累計が54万部を突破している、塚本亮さんによる最新刊。

※参考:『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/475691876X/

新型コロナウイルスの影響で、リモートワークを余儀なくされている方は多いと思いますが、その結果、これまでの仕事のムダも見え始めていると思います。

ビジネスの戦略も、仕事の進め方も、生産性を高めようと思ったら、「やらないこと」を決めるのが大事。

特に昨今、支持されるサービスは余計なものを削ぎ落として、シンプルにしたものが多いのだから、なおさらです。

本書で著者は、「やらないこと」を決めるためのポイントと、オフィスワーカーが何をやらないことで生産性を上げられるのか、具体的にアドバイスをしています。

自身、落ちこぼれから同志社大学、ケンブリッジ大学に合格し、勉強の指導もしている著者だけに、勉強する人の心構えとしても役立ちます。

さっそく、本書の中から気になったポイントを赤ペンチェックして行きましょう。

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やらない判断をすることは、やることと同様に重要

すぐやる人は、自分の頭の中だけで考えようとしません。具体的には紙にやることを書き出す人がとても多いのです

どんな些細なことでもすべて書きだせばいいのです。リストにして書き出しておけば、一つのことが終わった段階で、また次のことに取りかかることができます。作業に集中できるし、迷いなく行動に移せるようになります

目の前の仕事を制限時間内にどこまでできるのか。そのために、「ここからここまで20分でできたらチョコレートを一つ食べる」というちょっとしたご褒美を楽しむ。気分が乗らないときは、もう一つ別の動機をつくることで、視点をズラすことができます。そうすることで取り組みやすくなり、先延ばしを回避できるようになるのです

何でも一人でやろうとしない(中略)一人でやるのは大変だからすぐやれないし、結局は放置したまま終わることも多くなります

「べき」にとらわれると、それほど重要でないものまで抱え込んでしまって、いつか自分がパンクしてしまいます

むずかしいものから手をつけない

「やる気」というのは出そうと思っても出ないのです。やる気が出ないときこそ小さな行動を起こすことです

書類はイチからつくらない

すぐやる人は、打ち合わせや会議のときにスマホをカバンにしまうのではなく、テーブルの上に置いているということです。そしてただ置いているだけではなく、スマホを堂々と触ります

絶対に夜更ししない

夜寝る前にお酒を飲まない

昼食にラーメンを食べない

毎日同じカバンを持たない(中略)毎日カバンを替えることで、持ち物を最小限にすることができる

スマホの「通知」をオンにしない

自分らしさを貫くためには“一定の型”が必要

アップル創業者のスティーブ・ジョブズは「やらないことを決める。それが経営だ」と言いました。まさに、「やらないことを決める。それが人生だ」なのではないでしょうか

やらないことを決めてみたら、どんどん自分が本当にやりたいことがわかってきた

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「絶対に夜更ししない」
「夜寝る前にお酒を飲まない」
「昼食にラーメンを食べない」

などは、人間の欲望全否定な感じですが、コロナ状況下では、すべて素直に実施できそうな気がするから不思議ですね(笑)。

自宅に引きこもり、未来の働き方を考えられるいまだからこそ、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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『すぐやる人の「やらないこと」リスト』
塚本亮・著 河出書房新社

<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309249531/

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◆目次◆

第1章 「考え方」でやらない
第2章 「仕事」でやらない
第3章 「人間関係」でやらない
第4章 「習慣」でやらない
第5章 「自己啓発」でやらない
第6章 「人生」でやらない

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