【売れています。】
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本日ご紹介する一冊は、NISA、iDeCo本でダントツNo.1の売上を誇る、人気本の改訂版。
著者は、複数のファイナンシャルプランナーが登録する、「FP Cafe(R)」の運営元、株式会社Money & Youのお二人です(頼藤氏が代表取締役)。
使い勝手の悪かったNISA制度が、この2024年に改正されるということで、その改正のポイントについてもわかりやすくまとめています。
「つみたて投資枠」「成長投資枠」とは何か、どんな投資信託が使えるのか、年間の投資金額の上限はいくらか、NISAとiDeCoの使い分け、あるいは併用はどうするのが賢いのか…。
気になるポイントが、漫画と図解でじつにわかりやすくまとめられています。
いいことばかりではないNISA、iDeCoの弱点についてもしっかり言及されており、これから投資を考えている人、NISA、iDeCoの活用を考えている人は、ぜひ目を通しておくことをおすすめします。
金融機関選びのポイント、口座開設の手順、投資信託の選び方のポイントなどについても、丁寧に書かれており、初心者でも問題なく理解できると思います。
また、世代別の活用方法なども指南されており、なるほどと思いました。(これによると、40代、50代はiDeCo優先が良いようです)
「配分指定書」の記載の仕方をはじめ、各種手続きについても、かゆいところに手が届く内容で、なるほど、一番売れている理由がよくわかる内容です。
株はマーケットや銘柄をよく見る必要があるので、節税目的だけで投資をすることはおすすめしませんが(NISAでは損益通算ができない)、NISA、iDeCoの制度を知りたい方には、おすすめの内容です。
さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。
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◆新NISAの主なポイント
・非課税でいつまでも投資できる!
・成長投資枠とつみたて投資枠の両方が使える
・年間の投資金額が増えた(つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円)
・生涯投資枠が設けられた(1人1800万円)
・生涯投資枠は再利用できる(売却の翌年に復活!)
・一部商品は購入できなくなった(整理・管理銘柄、高レバレッジ型の投資信託)
新しいNISA制度は、いつどのタイミングで売却しても利益は非課税
つみたて投資枠で投資できるのは、金融庁の一定の基準を満たした投資信託・ETF(上場投資信託)のみ
iDeCoも積立投資の制度ですが、弱点があります。それは、積立のできる年齢が65歳になるまでだということ。また、原則60歳になるまで積み立てた資産の引き出しができません
NISAでは利益に税金がかからない代わり、損失はないものとして扱われます。そのため、損益通算や繰越控除はできません
iDeCoの3大節税メリット
1.年間の掛金→全額「所得控除」
2.運用中の利益→「運用益」が非課税
3.年金の受取時→「退職所得控除」「公的年金等控除」
(iDeCoで)もっとも掛金が多くできるのは、自営業・フリーランスの方や学生など(国民年金の第1号被保険者)で月6万8000円まで
iDeCoの資産を60歳で引き出すには、iDeCoへの加入期間が10年以上あることが必要
企業型DCでマッチング拠出を利用している方は要注意。iDeCoとマッチング拠出は併用できません
年収が高いほど、所得控除の効果が大きく得られるiDeCoを優先したほうがいい
運営管理手数料が安い金融機関の方が
有利
国民年金の第1号被保険者と第3号被保険者は、確定申告のときに小規模企業共済掛金控除証明書を一緒に提出(iDeCo)
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推奨銘柄やおすすめの投資信託も載っていますが、ここは惑わされず、自分で選びたいところですね。
ファイナンシャルプランナーが書いているので、金融商品情報は鵜呑みにせず、制度部分と人生設計の基本を学ぶのが、賢い使い方だと思います。
ぜひ、読んでみてください。
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『はじめての新NISA&iDeCo』頼藤太希、高山一恵・著 成美堂出版
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/441533377X
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◆目次◆
巻頭マンガ
2024年改正 NISA制度が生まれ変わった!
CHECK! 新NISAの生涯活用プラン例
プロローグ
第1章 誰でも非課税! 新NISAのしくみ
第2章 老後資金作りの最強ツール! iDeCoのしくみ
第3章 実践! 運用スタートまでのプロセス
第4章 必ず見つかる! 自分にあった商品の見つけ方
第5章 新NISAとiDeCoそ最大限活用する投資戦略
おわりに
巻末マンガ
索引
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