【ベストセラー第3弾】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799110888
本日ご紹介する一冊は、日販の年間ビジネス書ランキングで、3年連続1位に輝いた、『人は話し方が9割』の第3弾。
※第1弾:『人は話し方が9割』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799108425
※第2弾:『人は聞き方が9割』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479911008X
今回は、「リーダーの話し方」がテーマということで、先日ご紹介した矢野香さんの『最強リーダーの「話す力」』とテーマが似ていますが、『最強リーダーの「話す力」』がパブリックスピーキングに重きを置いているのに対し、こちらは部下への個別指導・対話が中心。
※参考:『最強リーダーの「話す力」』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479932893X
どうやって部下の自己肯定感、自己重要感を高めるか、現場で効く考え方、ノウハウがまとめられています。
うまくいくリーダーが自然とやっている「フォーユートーク」、部下が主役になるコミュニケーション、部下の自己重要感を高める魔法の言葉12選など、読んでおきたいノウハウが満載です。
過去をふり返り、もっと早く知っておけば良かったと思う内容がびっしりと書き込まれていますので、リーダーの方はご注意ください。
部下のいいところをいくつ知っているか、部下が嫌いなことをどれだけ把握しているかなど、話し方だけにとどまらない、リーダーの日々の心構え、行動についても書かれており、じつに勉強になりました。
さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
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相手の立場や気持ちを理解し、寄り添う気持ちを持って話す
何もない状態が「自己否定感」だとすると、まずはその存在意義を認められて「自己肯定感」が上がり、「自己肯定感」が満たされると、人は次に社会でのポジショニングが含まれる「自己重要感」を意識するようになります
自己肯定感=安心感
自己重要感=特別感
すごいリーダーより、ともに考えてくれるリーダー
部下の自己重要感を高める7つの話し方
1.相手を主役にして話をする
2.相手に疎外感を与えない
3.相手を否定しない
4.事前に相手の興味を知っておく
5.相手が自分の未来にワクワクできるように話す
6.「求められているもの」と「伝えたいこと」のバランスを取る
7.相手のことに集中する
優秀なリーダーほど、すごい話ではなく、わかりやすい話をしている
自己重要感を高める声かけ3つのポイント
1.名前を呼ぶ
2.「We」を主語にする
3.話を振る
部下のいいところをいくつ言えますか?
自分に注目が集まったときこそ、人に花を添える
言いたいことはあえて間接的に言う
人には性格とその時点でのレベルが存在する
部下の自己重要感を高めるリーダーが使っている魔法の言葉12選
「うん、いいねえ」「一緒に考えようか」「よくがんばったね」「君ならできる」「大丈夫」「なるほど、そんな考え方もあるんだね」「もう1つ違う方法もあるんじゃないかな」「責任は取る」「手伝えることがあったら言ってね」「あなたがいてくれてよかった」「よくやった!」「君たちがいてくれるから、僕が負けるはずがない」
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話し方の本を謳ってはいますが、中身はれっきとしたリーダー論です。
大きな組織やネットワークを束ねる人がどんなコミュニケーションを心掛けているか、その本質がわかる一冊です。
ぜひ、読んでみてください。
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『リーダーは話し方が9割』永松茂久・著 すばる舎
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◆目次◆
第1章 なぜ、あのリーダーの話し方は人を動かすのか?
第2章 人をやる気にさせるリーダーの話し方
第3章 嫌われないリーダーの話し方
第4章 人前で緊張しない話し方
第5章 「あの人のためなら」と言われるリーダーの話し方
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