【40代以降、悩んだら。】
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通常、30代後半から45歳くらいにかけてだと思いますが、人生においては、「40歳の壁」というものが確実にやってきます。
つまり、これまでの延長線上に未来が見えない、という状態ですね。
30歳前後で起業していれば、ビジネスモデルが成熟を迎えているでしょうし、サラリーマンであってもベテランの域に達すれば、マンネリも感じるでしょう。
どんなにお金が稼げていても、この年になるとお金よりも大事なことが見えてきますし、家族との限られた時間も重要性を増してきます。
残りの人生を考えた時、「このままじゃいけない」「何か変えなきゃ」と思うのが、この年齢なのだと思います。
本日ご紹介する一冊は、この「40歳の壁」をスルッと越える考え方を、「Voicy」4000万回再生突破の著者がまとめた一冊。
ベストセラー作家の伊藤羊一氏や、漫画家のひうらさとる氏も推薦している、注目の人生戦略書です。
もともとは、2022年5月にKindleで出されていた、『サバティカルタイム「40歳の壁」を越える戦略的休暇のすすめ』がベースになっており、半分以上加筆修正して、出版に至ったそうです。
「幸せな人生の土台となる3つの要素」(=お金、つながり、健康)や、これらを加味してわかるこれからの仕事選び、良い意味で自分本位で生きる生き方のヒントが説かれており、40代には刺さる内容だと思います。
さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
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もし週に15時間しか働かないなら、今やっている仕事で何を残したいか?
幸せな人生の土台となる3つの要素
・お金(収入・資産)
・つながり(家族・友人・知人)
・健康(体力・認知力)
決まった時間に出かける、人と会う、思考力を使うことをルーチンとして日々に組み込んでおくことは、40歳以降の人生を豊かに生きるために大切
アラフォーからのキャリアは、仕事に合わせて人生を変えるのではなく(望まない転勤や単身赴任など)、人生に合わせて仕事をデザインする(転勤したくないなら、その準備をしておく)
40歳からは、健康は減っていくこと、つながりはメンテナンスが必要であること、この2つを常に意識していくことが大事
自分業の定義
・お金・つながり・健康の3つの要素を満たす仕事
・やりがいが持てる仕事
・自分が裁量権(コントロール権)を持てる仕事
「人生の目的」は探すものではありません。自分の価値観に基づいて選び取ってきた過去の経験から導き出すものです
人生後半戦に「みんなの正解」は必要ない
「独自性・個性」が価値を持つ時代になじんでいくには、いくつかの「みそぎ」が必要です。
・合わないことから外れる勇気を持つ(正解を疑う)
・違和感を覚えたらスルーしない(引っかかりをつかまえる)
・「みんなの正解」以外の尺度を見つける(正解よりおもしろさ)
・「私のこだわり」が価値を生む領域を見つける(市場を広げる)
「40歳の壁」を越えるときにおすすめなのが、「サバティカルタイム」を取ることです。サバティカルタイムとは、「使途用途を決めない休暇」のこと
本代を「稼ぐ」ために仕事をするのでなく、本代を「経費にできる」仕事を考える
「知る」「できる」「磨く」と進むにつれ、高単価になる
ストレッチゾーンにいる人と関わる
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お金や人間関係のリアルなところを押さえつつ、納得する生き方のヒントが書かれており、これからの人生を考える良いきっかけとなる一冊です。
「40歳の壁」を前にして、悩んでいる方は、ぜひ読んでみてください。
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『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略』尾石晴・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
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◆目次◆
はじめに 残りの人生も今の積み重ねでいい?
第1章 「40歳の壁」の正体
第2章 40歳からの幸せをつくる「自分業」
第3章 「40歳の壁」を越える自分業の始め方 準備編
第4章 「40歳の壁」を越える自分業の育て方 実践編
第5章 「40歳の壁」試行錯誤とその先の変化
おわりに 「40歳の壁」にぶつかっているあなたへ
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参考文献
マイキャリア3つの要素棚卸しシート
マイキャリア重ね合わせ発見シート
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