2021年9月1日

『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』 中野信子・著 vol.5829

【これが王道】
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本日ご紹介する一冊は、『サイコパス』『ペルソナ』などのベストセラーを連発する脳科学者の中野信子さんが、『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』という、気になる一冊。

※参考:『サイコパス』
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※参考:『ペルソナ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4065214440/

著者は、勉強や仕事、プライベートを通じて、東大、フランス原子力庁、MENSAのエリートたちと交流してきた人物ですが、本書はそんなエリートたちがやっている習慣をまとめたもの。

自己啓発的に読めますが、なぜ彼らの行動習慣に効果があるのか、脳科学者である著者が、その理論的な裏付けも解説しています。

仕事の進め方や他者とのコミュニケーション、メンタル、食事…。

自己啓発書をたくさん読んでいる人なら、どこかで聞いた話が多いと思いますが、頭のいい人がやっている勉強法や仕事術を知りたい方は、ぜひ読むといいでしょう。

既にある程度成功されている方にとっては、答え合わせ的な本になると思いますが、理論的裏付けがわかるという点でおすすめです。

さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。

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周囲に自分を合わせるのではなく、周囲が自分に合わせるようにする

あえて勝ちを譲る

勉強や仕事の前にする儀式を決めておく

ニコニコしながら主張する

「『あなた』がそんなことを思うなんて」とか「『あなた』はどうしてそんな風に思うのですか?」などの言い方をせず、「『私』はそんな風に思われて悲しい」というように、あくまで『私』を主語にする言い方に徹するのが秘訣

いつも仕事が楽しそうな人というのは、「仕事を楽しくする名人」

自尊心をくすぐることで相手は自分に好意を寄せる

では、本当に褒めるのがうまい人は、どうやって褒めるのでしょうか? やはり、相手をしっかり観察してあげることが基本になります

相手の意見をまずは受け入れ時間をおいて再度交渉

現状否定よりも現状の有効活用

最高のリベンジは、最高の仕事をすること

才能ではなく自分の努力を信じる

意味があると思うことが無意味である場合も多い

期限が決められた目標を達成するには、できるだけ「やること」の数を減らすべき

私の周囲にいる優秀な何人かが実践していたことです。一つは、「自分の努力の記録」。そしてもう一つは、「目標を数値化すること」

一つのことばかりすると脳はすぐに飽きてしまう

環境を整えることで集中力は自ずと湧いてくる

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個人的に一番勉強になったのは食事の部分で、年を取った時に認知機能が低下しないよう、気をつけようと思いました。

脳科学者による食事法のアドバイスということで、知識産業に携わる人は、特に読んでおくといいでしょう。

ぜひ、チェックしてみてください。

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『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』
中野信子・著 アスコム

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◆目次◆

CHAPTER01 世界の「頭のいい人」はどんな人か?
CHAPTER02 世界の「頭のいい人」が心がけていること
CHAPTER03 世界の「頭のいい人」のスケジュールの立て方
CHAPTER04 世界の「頭のいい人」の自己分析と自己改良
CHAPTER05 世界の「頭のいい人」に近づくために

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