2021年8月10日

『まんがでわかる感情の整理ができる人は、うまくいく』 有川真由美・著 vol.5813

【これでバッチリ】
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本日ご紹介する一冊は、30万部ベストセラー『感情の整理ができる女(ひと)は、うまくいく』の待望のマンガ版。

※参考:『感情の整理ができる人は、うまくいく』
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もともと「女」と書いて「ひと」と読ませていたのが、時代でしょうか、マンガ版では「人」に改題されています。

マンガ版といっても、理解を助ける程度に4コママンガが添えられているだけで、実際にはしっかり読書を楽しむことができます。

元本の時よりも要点がコンパクトにまとめられているので、手っ取り早く内容を知りたい人には、こちらの方が良いかもしれません。(土井は元本のファンですが)

本書では、著者が理論と経験、人間観察に基づき、怒りや悲しみ、孤独などの感情を整理する方法を指南。

なかでも仕事や人間関係で致命的になりやすい「怒り」の感情について、丁寧な解説がなされています。

コントロールできない他人の行動をどう考えればいいか、わき起こった感情にどう対処すればいいか、効果的なアドバイスが示されており、実践的な内容です。

人間関係改善のヒントとして、また人生を好転させるヒントとして、ぜひ読んでおきたいところです。

さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。

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人生がうまくいくか、いかないかは、感情次第

人生をうまく進めていく人の共通点は、こうした自分の感情と現実との折り合いをつけるのが、うまいこと

うまくいかないことのほとんどは、自分の感情による“自滅”

ぜひとも気づいてほしい。腹を立てたとしても、一銭の得にもならないということに。これは、自分の問題ではなく、相手の問題なのです。これ以上、相手のために時間を使うのは、やめにしましょう

「怒り」というマイナスの感情は、“壊す”エネルギー

反対に「喜び」というプラスの感情は、“つくる”エネルギー

怒りとは、「~するべき」という理想と、目の前の現実にギャップが生じたときに生まれるもの

怒って得することは、ほとんどありません。唯一、得になるケースは、怒りが現状を変えたり、成長したりするエネルギーに換えられたときでしょう

怒っているときは、相手を理解しようという気持ちが、完全に失われています

怒ると損をする最後の理由は…怒っている人は「幸せそうに見えない」から

現実に起こっていることのほうに、真実はあります。現実を「そういうことか」と受け入れる覚悟ができたら、それほど腹を立てずに対策を立てて、進んでいけます

「なにをすればいいか」だけをシンプルに考える

「問題」と「感情」は次元が違う…だから、この2つは分けて考える必要があるの!

待つことを、イライラした時間にしないためのひとつの方法は、待たないことです。つまり、「相手を待つ時間」ではなく、積極的に「自分の時間」にしてしまうこと

嫉妬をしないラクな関係を目指そう

「自分にもできることがある」と思えるのは強い

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待つことにイライラする人は、「相手を待つ時間」じゃなくて、「自分の時間」にすればいいなど、感情を整理する具体的なヒントが満載で、役に立ちます。

感情的になって損しないために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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『まんがでわかる感情の整理ができる人は、うまくいく』
有川真由美・著 PHP研究所

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◆目次◆

第1章 怒らない人
第2章 今日から感情の整理をするヒント
第3章 不機嫌にならない人
第4章 寂しさと、つらさに負けない人
第5章 マイナスの感情を乗り越える人
第6章 心の張りをなくさない人

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