【たった30分で伝説の経営者30人に学ぶ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761275529
本日ご紹介する一冊は、ベストセラー『「超」入門 失敗の本質』の著者であり、ビジネス戦略コンサルタントの鈴木博毅さんによる一冊。
※参考:『「超」入門 失敗の本質』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478016879/
近代産業時代の経営者からネットワーク新時代の経営者まで、計30名の経営者の思考と行動を学ぼうというもので、「図鑑」と名前がついているように、ユーモラスなイラストつきで、コンパクトな解説がついています。
一覧性に優れていて、各経営者が打ち出したコンセプトと思考、実践内容が一発でわかる、便利な一冊です。
紹介されているのは、アンドリュー・カーネギー、ジョン・ロックフェラー、渋沢栄一、ヘンリー・フォード、豊田喜一郎、ウォルト・ディズニー、本田宗一郎、松下幸之助、井深大&盛田昭夫、レイ・クロック、稲盛和夫、ジャック・ウェルチ、ハワード・シュルツ、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、孫正義、柳井正、ジェフ・ベゾス、ジャック・マー、ラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリン、イーロン・マスク、マーク・ザッカーバーグ、チャド・ハーリー、レイ・ジュン、マー・フアテン、ペン・レイ、トラビス・カラニック、ブライアン・チェスキーの計30名。
世界的に有名な経営者30人の思考をわずか30分から1時間で一覧できるように作られているので、便利な一冊だと思います。
さっそく、本文の中から気になった部分を赤ペンチェックして行きましょう。
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◆アンドリュー・カーネギー
1.常に自分の上司の仕事までマスターする
2.優秀な人がさらに成功することを全力で助ける
3.これから流行するものに投資して、技術革新により「質と価格」をベストにする
◆渋沢栄一
『青淵百輪』で、渋沢は企業家の心得として4つの条件を挙げている。(1)事業が成立するか深く考えること(2)国家社会にも利益がある事業であるか(3)その事業を起こす時期として、はたして適切か(4)経営者として適切な人物がいるかどうか
◆ヘンリー・フォード
新しいアイデアを取り込み、大胆に活用する柔軟性が、あなたの未来を成功へ導く
◆豊田喜一郎
常に先を見据えながら、独創的発明と強い経営の2つを両立させよ
◆ウォルト・ディズニー
「登場人物の性格」と「優れたストーリー」が魅力を創ることに気づき、事業として成功するため、権利の自社保持と多角化を目指した
◆本田宗一郎
本田の強みは、新しい市場の創造。これまでの顧客とは違う、新しい買い手を引き寄せる商品を企画しよう
◆井深大&盛田昭夫
消費者に響き、技術者を惹きつける開発コンセプト
◆チャド・ハーリー
高機能・高品質より、手軽でスピーディーなほうが人気を集めることがある
参加の垣根を下げると、思わぬ才能が発見されることがある。ゲートキーパー(検閲者)がマイナスに働く時代になった
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本来は、一人ひとりの評伝、ケースをじっくり読むべきだと思いますが、エッセンスだけを知りたい人には、最適の一冊です。
それぞれの人物のエピソードや成功のポイント、ビジネスモデルまでが紹介されており、過不足ない印象です。
キャリアで成功したい人、起業で成功したい人は、ぜひ、読んでみてください。
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『経営者図鑑』鈴木博毅・著 かんき出版
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◆目次◆
第1章 近代産業時代の経営者
第2章 戦後復興期の経営者
第3章 消費拡大時代の経営者
第4章 IT創生期の経営者
第5章 IT流通革新時代の経営者
第6章 情報革命新時代の経営者
第7章 ネットワーク新時代の経営者
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