【中小企業、個人の強みの作り方】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046051841
本日ご紹介する一冊は、2000人の崖っぷち社長を救ってきた中小零細企業專門コンサルタント、板坂裕治郎さんによる、『「強みの作り方」の教科書』。
自身、年商4億円弱のカリスマ洋服屋を経営しながらも仕入先の倒産がきっかけで資金ショート。借金1億円を背負って再出発となった著者が、同じような境遇の社長を救いたくて開発したノウハウが、一冊にまとめられています。
中小零細企業、あるいは個人事業主が絶対にやってはいけないのは、「価格競争」と「手を広げること」。
本書には、この逆を行く、徹底した「強み」にこだわるブランディングと経営のノウハウが書かれています。
「くせ毛專門美容院」として再出発した美容院、「書道家」として夢に挑んだ個人、「出遅れ」を活かして成功したイラストレーター、「シングルマザーしか働けないエステ」で成功した経営者、足場をピカピカに磨いて大手ゼネコンに見初められ、北陸ナンバーワンの足場屋になった企業…。
ユニークな中小企業・個人の事例がたくさん載っていて、じつに勉強になります。
自分の強みがわからない、と悩んでいる経営者、個人は、読んでみると良いヒントが見つかると思います。
さっそく、本文の中から、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。
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人を動かすのは「話し方」や「伝え方」ではなく「魂からの説得力」です
抱えている「トラウマ」を、唯一無二の「強み」に転換する
話を聞いた私は、彼にある提案をしました。店を「くせ毛專門美容院」として立て直すことです
「幕の内弁当」になるな
「余計なプロフィール」は一切捨てる
スタートダッシュで勝てないなら「出遅れ」を活かす
「何気なくやっていること」に需要があると気づく
「なぜ、ビジネスにおいて『伝える』手段は、『話す』『書く』しかないのだろう。ここに『えがく』も加われば、ビジネスはもっと円滑に、楽しく進められるはずなのに」河尻さんは、ビジネスで使える「イラストプレゼン術」をテーマに、オンラインセミナーを始めることにしました。これが大成功
人は「主役」「脇役」「監督」「助監督」に分けられる
「過去の浄化」をしないまま前に進むな
「過去の浄化」が「魂からの説得力」を生む
「反面教師」という生き方も捨てたもの
ではない
あなたにとって「隠したい過去」が、まだ見ぬ誰かを救う
病気の人を勇気づけるのは、医者ではなく「元・病人」である
とにかくシングルマザーに特化し、シングルマザーを助けるための行動を続ける柿木さんに、ついにNHKが注目
美しいこだわりは必ず誰かの目に留まる
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專門特化する、誰もやらないことをする、ポジショニングを考える、精神面で差別化するなど、ブランディングの基本がきっちり書き込まれています。
原理原則と事例を読んで、ぜひ自身のブランド作りの参考になさってください。
これはおすすめの一冊です。
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『日本一わかりやすい「強みの作り方」の教科書』
板坂裕治郎・著 KADOKAWA
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046051841
<Kindleで購入する>
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◆目次◆
第1章 「軸」を定める
第2章 「過去」をさらけ出す
第3章 「行動」で語る
第4章 「逆境」を乗り越える
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